『モンスターハンターワイルズ』の歴戦王レ・ダウ&ウズ・トゥナ、「常設化」決定。今後の歴戦王なども常設化検討中

カプコンは7月11日、『モンスターハンターワイルズ』の歴戦王レ・ダウおよび歴戦王ウズ・トゥナのイベントクエストを常設配信とすることを発表した。

カプコンは7月11日、『モンスターハンターワイルズ』の歴戦王レ・ダウおよび歴戦王ウズ・トゥナのイベントクエストを常設配信とすることを発表した。7月23日より開始される「交わりの祭事【踊火の儀】」の開催にあわせて常設配信が開始される見込み。また今後追加予定の歴戦王のイベントクエストや、その他のイベントクエストについても常設配信の検討が進められているという。

歴戦王は、歴戦のモンスターよりもさらに強力な個体だ。現状では歴戦王レ・ダウのみが実装済み。イベントクエストでしか戦うことができず、クリア時には特別な報酬「狩猟証γ」を獲得可能。これを用いて、強力なスキルを備えたγシリーズの防具を作成可能となっている。

歴戦王レ・ダウについては当初、4月30日から5月21日にかけて期間限定のイベントクエストにて実装。7月2日から7月16日にかけて同クエストの再配信がおこなわれている。また7月30日からは新たに歴戦王ウズ・トゥナのイベントクエストが期間限定配信予定であった。

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一方で今回、本作公式はユーザーの要望を受けた対応として、歴戦王レ・ダウおよび歴戦王ウズ・トゥナのイベントクエストを常設配信とすることを発表した。いずれのクエストも7月23日より開始される「交わりの祭事【踊火の儀】」の開催にあわせて常設配信が開始される見込みだ。なお現在再配信中の歴戦王レ・ダウのイベントクエストについては7月16日にいったん配信終了され、改めて常設配信となる見込み。対して歴戦王ウズ・トゥナのクエストについては1週間前倒しで実装され、そのまま常設配信となる。さらに、今後追加予定の歴戦王のイベントクエストや、その他のイベントクエストについても常設配信の検討を進めているという。

近年ではライブサービスゲームの期間限定のコンテンツを、FOMO(Fear Of Missing Out)、つまり“置いてけぼりへの恐怖感”でプレイさせるような施策として批判視する意見もある。本作においては、特に歴戦王のイベントクエストは先述したように作成できる防具が強力。しかし配信期間を逃すと再配信まで防具を入手する手段がなくなる状態だった。批判的なフィードバックも寄せられていたとみられ、今回常設配信が決定されたようだ。

なお『モンスターハンターワイルズ』の公式Xアカウントでは連日「フィードバックレポート」として、要望を受けたさまざまな調整を明かしてきた。今後も、先述したイベントクエスト全般の常設配信も含め、アップデートにて改善が検討されていくのだろう。

モンスターハンターワイルズ』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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