『モンスターハンターワイルズ』さっそく「豪鬼」のコンボ研究が白熱。□□□△△△○○○+隠しコマンド

『モンスターハンターワイルズ』にて「豪鬼」のワンセット防具の専用アクションの研究がさっそく進められているようだ。

カプコンは5月28日、『モンスターハンターワイルズ』に向けてアップデートVer1.011を配信開始した。この中で実装された「豪鬼」のワンセット防具の専用アクションについて、さっそく研究が進められているようだ。

今回のアップデートでは『ストリートファイター6』スペシャルコラボが常設コンテンツとして実装。コラボでは、HR21以上で受注できるサイドミッション「強さの頂き、その先へ」と、付随する闘技大会クエスト「覚悟の証明、強者の証」「うぬは真の強者たるか」が用意されている。

そして闘技大会クエストをクリアすることで入手できるSF6チケットを用いれば、コラボ装備を生産可能。このうちハンター用の「豪鬼」シリーズのワンセット防具および重ね着装備には専用アクションが用意されており、アイテム「アシストコンボ・豪鬼」を使用することでコンボを始動可能。DualSenseにおいては〇や△を入力することで、別のコンボへの派生も可能となっている。本来であれば担いだ武器を用いて戦う本作ながら、格闘のみで戦えるという異色の仕組みが導入されているわけだ。

そんな豪鬼の専用アクションについて、国内外のユーザーによりさっそく研究がおこなわれているようだ。中には対戦格闘ゲームのいわゆるキャラクターガイドのような画像を作るユーザーも現れている。

アシストコンボについてはフィニッシュ技が強豪波動拳の□□□、OD金剛灼火の□△△△、OD竜巻斬空脚の□〇〇〇の3種類が基本。□からは△または〇に、△からは〇に、それぞれフィニッシュ技の後でもコンボ派生を繋げることができる。最長で□□□△△△〇〇〇になるといった具合だ。またドライブインパクトといった専用アクションもあるほか、豪昇龍拳のジェスチャーをコンボの最終段に使うと強力なOD豪昇龍拳となるなどの仕様も存在。上述の画像ではそれぞれ細やかに解説されている。

さらに注目すべきは、一部の技については“隠しコマンド”も用意されている点だろう。OD豪昇龍拳はアシストコンボの最終段で、いわゆる昇竜拳コマンド(623)を左スティックで入力しつつ□〇△のいずれかを入力することで発動可能。そして瞬獄殺は□→□→〇+△(同時押し)の入力で阿修羅閃空が繰り出され、移動先に傷口があれば瞬獄殺が発動となる。

通常、豪昇龍拳はジェスチャー、瞬獄殺はドライブインパクトを傷口に当てた際に発動可能な技だ。一方で、それぞれコマンド入力でも発動が可能となっているかたち。カスタムショートカットなどを使うも必要ないため、コマンド入力に自信がある場合は取り入れてみるのもいいだろう。

そうした仕様は、ユーザーに『モンスターハンター』でコマンド技を研究することになるとは思わなかったといった新鮮な驚きを生んでいる様子。非常に凝った仕様になっており、3Dアクションゲームである本作にコマンド技まで導入されたことは話題を博している。豪鬼自体を“新たな武器種”とみなすようなジョークも広がりを見せている様子だ。

なお闘技クエスト「覚悟の証明、強者の証」「うぬは真の強者たるか」では、それぞれ歴戦アジャラカンが討伐対象。クリアタイムに応じたランク分けもあり、特に「うぬは真の強者たるか」にはAランククリアの特別報酬が存在。リーダーボードも用意されているため、上述したようなコンボも活用しつつ攻略したりタイムを競ってみるのもいいだろう。

またワンセット防具を着ていれば闘技クエスト以外でも豪鬼のすべての専用アクションを使用可能であり、さまざまなモンスターに「豪鬼」として挑むことが可能。ディレクターの徳田優也氏いわく使いこなせば高難度クエストのクリアも不可能ではないそうだ(関連記事)。ちなみにコンボのなかでも、たとえばOD竜巻斬空脚まで派生し、OD豪昇龍拳まで出し切るコンボは高火力。不動の装衣を着て叩き込み続けるといった戦法は強力だ。このほかOD金剛灼火はフィニッシュ技の中でも隙が少ないため、扱いやすい。モンスターに応じて、使用するコンボや戦法を変えてみるのもいいかもしれない。

モンスターハンターワイルズ』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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