元『GTA』開発者手がける謎多き“超大作” 『MindsEye』、6月11日リリースへ。近未来を舞台にしたシングルプレイアクションアドベンチャー

Build A Rocket Boyは3月29日、『MindsEye』について6月11日にリリースすると発表した。PC/PS5?Xbox Series X|S向けに登場する。本作は近未来を舞台にした三人称視点のアクションゲームだ。

デベロッパーのBuild A Rocket Boyは3月29日、『MindsEye』について6月10日にリリースすると発表した。国内向けには時差の関係で6月11日のリリースとなる。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|Sで、ゲーム内は日本語表示に対応する見込みだ。

『MindsEye』は、アクションアドベンチャーゲーム。舞台となるのは近未来の架空の砂漠都市「レッドロック」。主人公ジェイコブ・ディアスは謎の神経プラント「MindsEye」を移植され、極秘任務を遂行していたものの、記憶を失ってしまった元兵士のようだ。プレイヤーはそんなジェイコブとなって、世界に隠された真実を解き明かすことになるという。

ゲームプレイについては詳しく紹介されていないものの、映像を確認する限りでは、車に乗りながらアンドロイドと射撃を繰り広げたり、ドローンを使って敵を襲ったりといったアクションが展開されるものと思われる。また高品質なグラフィックも確認でき、最高峰のシネマティクスを謳う本作の作りこみがうかがえる。

本作は2023年3月に発表された。本作を手がけるBuild A Rocket Boyは、Leslie Benzies氏によって創設されたゲームスタジオ。Benzies氏はかつてRockstar Northに在籍し、『グランド・セフト・オートIII』以降の同シリーズ作品などで、プロデューサーなどを担当。Rockstar Northを退社後、2017年にBuild A Rocket Boyを設立。そして多額の資金調達を経て本作を発表。発表時本作は「新たな超大作(blockbuster)ゲームになる」と謳っていた(関連記事)。そんな本作が今回、6月10日にリリースされると発表されたかたちだ。

ちなみにBuild A Rocket Boyは新作オープンワールドゲーム『Everywhere』を2020年に制作中であると発表。『Everywhere』はプラットフォームとしての立ち位置にあるタイトルだ。同作内ではゲームがプレイできるだけではなく、ツールを用いてゲームのデザインが可能で、ユーザー制作の作品も含め、さまざまなゲームを横断的にプレイできるということで、『フォートナイト』や『Roblox』のような立ち位置のプラットフォームとして展開されている。『MindsEye』は、そんな『Everywhere』の中でも提供される。

なお『MindsEye』は現在予約受付中で、予約購入者には予約特典が提供される。まず予約特典としてはジェイコブのスキンや車、武器のスキンが展開。またプレミアムパスも提供される見込みで、さまざまな敵からの生き残りを目指す耐久モードと思われる「Horde mode mission」や、2026年第1四半期まで定期的にリリースされる追加ミッションがプレイ可能になるという。これらの特典はデラックスエディションへの無料アップグレードというかたちで提供されるとのことで、本作リリース後も別のかたちで購入可能になるものと思われる。

『MindsEye』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに6月11日リリース予定。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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