島オープンワールド・魔女っ子宅配ゲーム『Mika and The Witch’s Mountain』ついに日本語対応。魔法のほうきで島のすみずみまで荷物を配達

デベロッパーのChibigは3月14日、『Mika and The Witch’s Mountain』について、アップデートを配信。日本語表示と中国語表示に対応したと発表した。
『Mika and The Witch’s Mountain(ミカと魔女の山)』は、14歳の見習い魔女ミカを主人公とするアクションアドベンチャーゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One。
ミカは一人前の魔女になるため、ゴーン山の頂上で暮らす魔女オラガリから与えられた試練に挑む。それは、山の麓から自力で頂上へ戻ること。ただ、麓に落とされた際にミカの魔法のほうきが壊れてしまった。そこで彼女は、頂上まで飛ぶことができる新しいほうきを買うため、配達員として働くこととする。
本作においては、ゴーン山を中心とした島がフィールドとなっている。街や牧場、工場、遺跡などが点在している。プレイヤーは配送会社で仕事を請け負うか、出会った住民に依頼されるなどして、荷物の配達をおこなうこととなる。荷物には濡れたり破損したりするものがあるため、慎重に運ぶ必要がある。とはいえ時間に制限のある配達イベントもあり、報酬に影響する要素となっている。
配達にあたって、魔法のほうきに乗って空を飛び、宛先の人物を探して届ける。なおほうきは、滑空アクションしかできないものの、配達仕事で稼いだお金でアップグレードが可能。気流に乗れたり、特殊なオブジェクトを利用できたりするようになり、島のさまざまな場所まで行くことができる。

今回そんな本作が日本語表示に対応したことが発表された。なお本作は2024年8月にPC(Steam)向けに早期アクセス配信を開始し、2025年1月23日にXbox版発売とともに正式リリースを果たした。ジブリ映画「魔女の宅急便」や、ゲーム『ゼルダの伝説 風のタクト』などから影響を受けたとされており、のんびりした雰囲気やかわいらしいグラフィックスタイルが好評を博した。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で366件中89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。
ちなみに日本語対応については、早期アクセス配信当初は正式リリースまでに実装を見込んでいたものの、各種事情によってやや遅れてしまっていたようだ。なお本作は日本国内Nintendo Switch/PS向けに3月13日に日本語に対応した状態でリリースされており、コンソール版にあわせた言語対応アップデートがPC(Steam)版でもおこなわれたかたちだ。
『Mika and The Witch’s Mountain(ミカと魔女の山)』はPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに販売中だ。
【UPDATE 2025/3/15 13:47】
アップデート配信日を修正