『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』初日にSteam同接「約2万8000人」のロケットスタート。徹底取材に裏付けられた、がっつりリアルなマフィア体験
パブリッシャーの2Kは8月8日、『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国(Mafia: The Old Country)』をリリース。本作はリアルなシチリアおよびマフィアの描写が高く評価され、盛況を博している。

パブリッシャーの2Kは8月8日、『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国(Mafia: The Old Country)』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S。本作はリリース間もなく、大盛況を誇っている。
『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』は、クライムアクションシリーズ『Mafia』の新作だ。『Mafia III』などを手がけたHangar 13が開発を担当する。本作では1900年代のシチリア島を舞台に、「裏社会の起源」が描かれる。過酷な幼少期を経験した主人公エンツォ・ファヴァーラはドン・トリージに忠誠を誓いつつ、彼の組織で成り上がる。組織で過ごす中では、敵対組織スパダーロ・ファミリーなどとの抗争にも巻き込まれる。

本作は2022年の『Mafia』シリーズ20周年記念インタビューが公開された際に、「最新作のプロジェクトが始動している」と言及されていた作品。そして2024年8月にティザー映像とともに『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』として発表。2025年5月には、8月8日に発売されることが明かされていた。
そしてとうとうリリースされた本作だが、さっそく人気となっているようだ。SteamDBによれば、リリースから間もなくピーク時の同時接続プレイヤー数は約2万8000人を記録。本稿執筆時点でも1万3000人以上がプレイしており、その人気ぶりがうかがえる。また評価も上々で、Steamユーザーレビューでは約1000件中84%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。PS Storeでも447件の評価が寄せられ、星5点満点中4.85を記録している。
本作では1900年代のシチリアがUnreal Engine 5で再現度高く描かれており、2KのYouTubeチャンネルでは、実際に現地を訪ねて取材したエピソードなどが紹介されている。ビザンティン建築やノルマン様式建築などが入り混じる街並みや、関係者などへの取材に基づいたシチリアマフィアに関する歴史描写などが高く評価されているかたちだ。
ちなみにSteamストアページでは「攻略のヒント」として、本作をプレイするにあたってのアドバイスや、おすすめの機能などが案内されている。プレイの際には、こちらを参考にしつつ進めていくのもいいだろう。
『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国(Mafia: The Old Country)』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに販売中。