『龍が如く8外伝』派手海賊バトルが本格披露され、“待望の新作海戦ゲーム”との呼び声高まる。砲撃戦や船上決戦、レーザーも撃てる
セガ/龍が如くスタジオは1月10日、2月21日に発売予定の『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』(以下、龍が如く8外伝)の最新映像を公開した。このなかでは「海賊バトル」の詳細が明かされており、本格的な海戦要素として注目を集めている。
本作は、『龍が如く8』の後の世界を描くシリーズ最新作だ。対応プラットフォームはPC(Steam/Microsoft Store)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One。本作の主人公となるのは真島吾朗だ。記憶喪失となった真島はハワイの島に漂着し、ゴロー海賊団を率いて自慢の船「ゴロー丸」で大海原を冒険する。戦闘についてはターン制コマンドバトルではなく喧嘩アクションバトルとして展開。「狂犬」「パイレーツ」という2つのスタイルを切り替え可能だ。このほか、シリーズの持ち味といえるプレイスポットなどもさまざま用意される。
また本作では通常戦闘に加えて、「海賊バトル」というシステムも用意。海を冒険するなかで待ち受ける危険な敵との、船同士の戦いが繰り広げられる。今回の映像では海賊バトルの詳細が改めて映像で紹介されており、本格的かつ派手な海戦模様が注目を集めている。
本作ではゴロー丸の見た目だけでなく武装もカスタマイズ可能。大砲だけでなく、火炎放射器やレーザーを装備することもできるという。また交戦中に舵を離れ、自ら船を整備したり敵船めがけてロケットランチャーを撃ち込んだりすることも可能。最新映像ではそうした派手な戦闘模様や、スムーズに操舵をやめて砲台の操作に向かう様子が示されている。
また海賊バトルでは砲撃船で敵を弱らせると、仲間たちと共に敵船に乗り込み甲板上で殴り合う船上決戦が展開される。こちらも海賊ゲームらしい要素として、注目を浴びている様子だ。なお船上決戦においては真島だけでなく、仲間たちの編成と育成も重要になるという。船員はゲーム内の各地で仲間にでき、攻撃型、回復型などさまざまな個性やスキルが備わっているそうだ。このほか、船が荒波に揺れる様子など、グラフィック面も注目点だろう。
『龍が如く』シリーズにて、初の要素として実装される海戦。『龍が如く8外伝』はスピンオフ作品という位置づけであり、また海賊バトルについては数ある要素のうちのひとつといえる。とはいえ映像からは本格的で派手な海戦が繰り広げられる様子もうかがえ、ユーザーは期待を高めている様子だ。船同士のバトルから甲板に乗り込んでの決戦まで備わっていることからか、本作を『アサシン クリードIV ブラック フラッグ』といった海戦がテーマの先行作品になぞらえるユーザー反応も散見される。新作海戦ゲームとして同ジャンルのファンから熱い視線を注がれているようだ。
ちなみに本作には海賊バトルを中心に力試しができる闘技場「パイレーツ・コロシアム」も登場する。海の冒険だけでなく、こちらでも船同士のバトルを思う存分楽しめるのだろう。過去のシリーズ作品と同じくさまざまなアクティビティがある本作ながら、海戦は特に注目の要素となりそうだ。ちなみに本作では、カラオケをお店ではなく自分の船の上で歌うことが可能だという。戦い疲れた際は真島の歌声に癒されるのもいいだろう。
『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』は、PC(Steam/Microsoft Store)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに来年2月21日に発売予定だ。なお本作では予約特典として「春日一番海賊クルーセット」および「春日一番コーディネートセット」が提供される。