リアル中世オープンワールド『キングダムカム・デリバランス 2』、早くも売上200万本突破。親会社CEOも“感銘”受けるマッハな売れ行き

Warhorse Studiosは2月17日、『キングダムカム・デリバランス 2』の売上が200万本を突破したことを発表した。本作発売から2週間足らずでの記録達成となる。

デベロッパーのWarhorse Studiosは2月17日、『キングダムカム・デリバランス 2』の売上が200万本を突破したことを発表した。本作は2月5日に発売され、そこからわずか2週間足らずで大台を達成したようだ。

『キングダムカム・デリバランス 2』は、一人称視点のオープンワールドアクションRPG『キングダムカム・デリバランス』の続編だ。対応プラットフォームはPC(Steam/ Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S。開発は前作に引き続き、チェコに拠点を置くWarhorse Studiosが手がけている。

本作では15世紀初頭のボヘミア王国が舞台となっている。ボヘミアは国王の死をきっかけに、ハンガリー王シギスムントの侵略を受け混乱状態にある。プレイヤーは騎士見習いであるスカリッツのヘンリーとして、争乱のボヘミアを冒険する。前作から続く物語が描かれ、ボヘミアの大都市クッテンバーク周辺が新たな舞台となる。

本作は2月5日に全プラットフォーム向けに発売され、すぐさま人気を博した。リリース直後にはSteamにて約16万人のプレイヤーが集い(関連記事)、のちにピーク時で約25万6000人の同時接続プレイヤー数を記録するなど盛況を誇っている。本稿執筆時点でも、ピーク時で17万人前後となる人気作となっている。

また売上も好調だ。本作は発売後わずか1日で売上本数が100万本を突破(関連記事)。そして2月17日、Warhorse Studiosより売上200万本の突破が伝えられた。発売から2週間足らずでの大台突破となるかたちだ。ちなみに200万本突破に先がけて行われた、同スタジオの親会社PLAYIONを擁するEmbracer Groupの財務報告にて、同グループのCEOであるLars Wingefors氏も本作の売上を称賛。素晴らしい製品を市場に出す重要性を再認識させる成功であると伝えている

なお前作『キングダムカム・デリバランス』では、2日で50万本、2週間で100万本とのセール記録が伝えられていたが、『キングダムカム・デリバランス 2』は、その記録をはるかに超えるペースとなっている。ちなみに前作は、発売後1年となる2019年2月に累計200万本を売り上げたことが報告されていた。

前作をはるかに超えるペースで売上を伸ばしていく『キングダムカム・デリバランス 2』。本作については今後、ハードコアモードやストーリーを拡張するような、無料/有料コンテンツが追加されていくことが予定されており、ロードマップも公開されている(関連記事)。さまざまな内容が追加されていくと見え、本作の勢いはしばらく続きそうだ。

『キングダムカム・デリバランス2(Kingdom Come: Deliverance II)』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに販売中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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