発売間近の中世オープンワールド『キングダムカム・デリバランス2』のロードマップが公開。春には無料アプデで「散髪」が可能に、さらにストーリー拡張DLCも続々登場

PLAIONおよびWarhorse Studiosは1月22日、『キングダムカム・デリバランス2』のロードマップを公開。1年を通して無料コンテンツやDLCを配信していくとのことで、トレイラーも公開されている。

パブリッシャーのPLAIONとデベロッパーのWarhorse Studiosは1月22日、『キングダムカム・デリバランス2(Kingdom Come: Deliverance II』のロードマップを公開した。ロードマップによると春に無料コンテンツが複数登場するほか、3つのDLCがそれぞれ配信予定だという。本作は2月5日にPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売予定。

本作は、一人称視点のオープンワールドアクションRPG『キングダムカム・デリバランス』の続編だ。舞台となるのは15世紀初頭のボヘミア王国。国王の死をきっかけに、ハンガリー王シギスムントの侵略を受け、ボヘミアは混乱状態にある。プレイヤーは騎士見習いであるスカリッツのヘンリーとして、争乱のボヘミアを冒険する。

前作にて主人公のヘンリーは片田舎の村・スカリッツの鍛冶屋の息子として平和に暮らしていたが、ある日シギスムント直属の傭兵部隊に村を襲われる。そうして故郷と家族を失ったヘンリーが騎士見習いとなり、シギスムントへの復讐を誓いつつ、さまざまな任務を果たして生き抜いていく話が描かれた。

本作『キングダムカム・デリバランス2』の物語は、ヘンリーがハンス・カポン卿の護衛としてボヘミアの大都市クッテンバークに向かい旅立つところから始まる。手紙を届けるだけの簡単な任務だったはずが道中に襲撃を受け、ヘンリーらは瀕死の重傷を負ってしまう。そうしてクッテンバーク周辺を舞台に、ヘンリーとカポン卿は冒険の旅に出ることになるという。

そんな本作の発売後のロードマップが今回公開された。トレイラーでは季節ごとに実装される予定の追加コンテンツがそれぞれ紹介されている。まず春には3つの無料コンテンツが追加予定。ヘンリーの外見をカスタマイズできる散髪機能と、馬術スキルを磨ける馬上レース、それに過酷な挑戦が楽しめるというハードコアモードが実装予定だという。

夏以降は、季節ごとにストーリーを拡張するDLCがひとつずつ配信予定となっている。3つとも拡張パスに含まれ、パス購入者は自由にプレイが可能とのこと。まず夏に「死の経験」なる新クエストが実装予定。このクエストでは不可解な過去をもつ謎の画家を助けるため、ヘンリーはボヘミアを奔走することになるそうだ。

秋には「鍛冶場の遺産」という物語が追加。鍛冶屋であった養父マーティンをめぐるストーリーが展開され、鍛冶スキルを磨きながら、かつて名高かった鍛冶場を再興することになるという。そして冬には「教会の謎」が配信予定。セドレツ修道院を舞台に、死の病の蔓延を食い止めるため秘密任務に挑むことになるそうだ。またこれらのロードマップとは別に、ゲームの品質を改善するアップデートは随時提供予定とのことである。

本作の台本には、前作の倍以上である約220万語が含まれているとのことで、かなりのボリュームのストーリーになると見られている(関連記事)。そうしたしっかり楽しめそうな本編に加えて、今後一年を通して追加ストーリーも配信される予定のようだ。なお本作のゴールドエディションには拡張パスが含まれており、上記の3つの有料パックを楽しめるほか「勇敢な狩人の装備キット」も収録されているという。興味のある方はチェックしておくとよいだろう。

『キングダムカム・デリバランス2(Kingdom Come: Deliverance II)』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに2025年2月5日に発売予定だ。 ゲーム内は日本語表示および吹替音声に対応予定。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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