『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』先行アクセス始まるや否やSteam同接2万人超え。とうとう出た待望作、絶好調のキックオフ
レベルファイブは11月11日、『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』のデラックスエディション所有者向け先行アクセスを開始した。本作にはさっそく多くのプレイヤーが押し寄せている。

レベルファイブは11月11日、『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』について、Nintendo Switch版を除くデラックスエディション所持者向けに先行アクセスを開始した。本作は11月14日の発売を前に、先行アクセスのみですでにSteamでは2万人以上のプレイヤーを集めつつ好評を博すなど、勢いのあるスタートを切っている。
『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』は、5200人以上の歴代の選手たちが登場する、『イナズマイレブン』シリーズの収集・育成サッカーRPGである。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/Switch 2/PS4/PS5/Xbox Series X|S。
同シリーズは、レベルファイブが2008年に発売したニンテンドーDS向け収集・育成サッカーRPG『イナズマイレブン』に端を発する作品群だ。シリーズでは、これまでにスピンオフを含めて10本以上のコンソール向けゲーム作品がリリース。テレビアニメや漫画、アーケード向けゲームなども制作されてきた。本作はニンテンドー3DS向けの『イナズマイレブンGO ギャラクシー ビッグバン/スーパーノヴァ』から数えて、実に12年ぶりの待望のシリーズ新作となる。

本作の舞台となるのは初代『イナズマイレブン』から25年後の世界。本作主人公の笹波雲明はサッカーのない世界を求めて、九州屈指の進学校である南雲原中へやってくる。そんな笹波雲明は円堂ハルたちと出会い、サッカーへの思いを取り戻し、失われたサッカー部復活に挑戦。日本一のサッカー部を目指すことになる。
ゲームモードとしては、ストーリーモードのほかにクロニクルモードが存在。クロニクルモードではさまざまなチームと試合をしながら、選手の収集や育成を進めていく。今作までのキャラ、総勢5200人以上、150チーム以上が登場し、プレイヤーはその中からメンバーを選び最強チームを作り上げる。またシリーズの全歴史の中を飛ぶ「イナズマVキャラバン」や、過去のチームと対決する「クロニクル対戦ルート」といった要素が用意されており、イナズマ全クロニクルから最強のイレブンを探す旅に繰り出すのだ。

本作は2016年に『イナズマイレブン アレスの天秤』として発表されたタイトル。その後は幾度にも渡る延期や、ゲームタイトル名の変更などもおこなわれつつ、今年7月19日には“最後の発売延期”がおこなわれ、発売日を今年11月14日にすると発表されていた(関連記事)。
紆余曲折がありつつもついにリリースを控えた本作であるが、本日11月11日デラックスエディション所有者向けの先行アクセスが開始。するとさっそくプレイヤーが大挙し、Steam版にはすでにピーク時に2万6131人の同時接続プレイヤー数を記録するなど、盛況となっている(SteamDB)。
またレビュー面も好調で、現時点では約500件中96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータス。先述の通り数々の延期を経てとうとうリリースされたこともあり、待望していたシリーズファンからの好評も寄せられている。ゲームプレイにはシリーズの持ち味が継承されているほか、それぞれの作品の象徴的なエピソードが「クロニクルモード」で再現。これまでの作品の全ての選手が登場することもあって、まさに“理想のチーム”を作り上げられる点もシリーズファンから好評を博している。レビューの中には、先行アクセス開始時点からノンストップでプレイしているシリーズファンと思しきユーザーもおり、その熱狂度合いがうかがえる。
いずれにせよ先行アクセスの時点でさっそく大きな盛り上がりを見せている本作。発売後の動向や、今後のアップデートなどによるプレイヤー規模の拡大などには注目が寄せられる。
『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/Switch 2/PS4/PS5/Xbox Series X|S向けに11月14日リリース予定。Nintendo Switch以外のプラットフォームではデラックスエディション所持者向けに先行アクセスが実施中だ。




