ロボコップFPS『RoboCop: Rogue City – Unfinished Business』発表。人気作の新展開はそのまま遊べる「スタンドアロン拡張版」、もっと激しくなる未来銃撃戦

Naconは日本時間3月7日、『RoboCop: Rogue City - Unfinished Business』を発表した。ロボコップFPS『RoboCop: Rogue City』の出来事の後を描く「スタンドアロンの拡張版」だ。

フランスのパブリッシャーNaconは日本時間3月7日、同社の最新ゲーム情報を紹介するNacon Connect 2025にて『RoboCop: Rogue City – Unfinished Business』を発表した。発売予定は2025年夏、対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sとなる見込みだ。本稿執筆時点で日本語対応予定は不明。

『RoboCop: Rogue City – Unfinished Business』は、前作『RoboCop: Rogue City』の出来事の後を描く「スタンドアロンの拡張版」であると説明されている。DLCとして販売するのではなく、前作を持っていなくても単体でプレイ可能な1本の続編として発売するということだろう。


『RoboCop: Rogue City – Unfinished Business』は、1987年に公開された映画「RoboCop(ロボコップ)」とその続編の世界観で描かれたオリジナルストーリーのFPSである。舞台となる近未来のデトロイトは凶悪な犯罪都市で、警察は巨大企業「オムニ・コンシューマ・プロダクツ」(通称オムニ社)により民営化されている。オムニ社は治安回復のためロボット警官を開発していたが、ロボコップはそんな折に殉職したアレックス・マーフィー巡査の身体をベースに作られたサイボーグ警官だ。

本作では『RoboCop: Rogue City』でロボコップがデトロイトのギャングに勝利した後の物語が描かれる。最先端の武器で武装し高度な訓練を受けた傭兵の集団が、突如として巨大住宅施設OmniTowerの建物を占拠。平和な生活への希望の光でもあったOmniTowerは、一転して強固な要塞と化してしまう。こうしてロボコップはOmniTowerを占拠した集団に立ち向かうこととなるのだ。

前作ではロボコップを象徴する拳銃「オート9」をはじめとして20種類もの武器が存在したが、本作では新たに「Cryo Cannon」(冷凍砲といった意味)が新登場。トレイラーでも複数の敵を氷漬けにして行動不能にしている様子が描かれている。敵を壁に叩きつけたり、自販機に投げ込むといったフィニッシュムーブもあるようだ。敵も最先端の武装をしており、飛行ドローンや対人タレット、そして映画にも登場した重武装ロボットED-209など、さまざまな敵が襲いかかってくる。激しいバトルが期待できそうだ。

また、トレイラーではロボコップがロボコップになるよりも前、生身の人間のアレックス・マーフィーの姿で戦っている様子が描かれており、ストアページには現場調査中のスクリーンショットも確認できる。ロボコップの「未完の仕事」(Unfinished Business)を巡るストーリー展開にも注目だ。

前作『RoboCop: Rogue City』は2023年にリリースされ、Steamのユーザーレビューは本稿執筆時点で1万1000件を超え、そのうち89%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得している。Steamでは現在セール中で、3月14日まで定価の80%オフとなる税込1316円で購入可能だ。『RoboCop: Rogue City – Unfinished Business』の発売前に前作をプレイしておくのもいいだろう。

『RoboCop: Rogue City – Unfinished Business』は2025年夏発売予定。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sとなる見込みだ。本稿執筆時点で日本語対応予定は不明だが、前作は日本語表示に対応しているため、ローカライズに期待したい。

Naoto Morooka
Naoto Morooka

1000時間まではチュートリアルと言われるようなゲームが大好物。言語学や神話も好きで、ゲームに独自の言語や神話が出てくると小躍りします。

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