残酷メカアドレナリン全開FPS『METAL EDEN』初動ですぐさま「非常に好評」発進。銃と拳とパルクール、疾走感フルスロットル戦闘

Deep Silverは9月2日、『METAL EDEN』を発売した。本作にはさっそく好評が寄せられている。

Deep Silverは9月2日、『METAL EDEN』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S。本作にはさっそく好評が寄せられている。

『METAL EDEN』はサイバーパンクな世界観をもつFPSだ。本作の舞台は、かつて人類の新天地として期待を寄せられていた巨大空中都市メビウス。ハイパーユニットと呼ばれる最新鋭の戦闘用アンドロイドであるアスカは、この地に保存された「Citizens(住民)」たちのコアを救出するという命がけの任務を受け、今や危険な死地と化したメビウスへと送り込まれる。メビウスを管理する存在「エンジニア」と対峙し、秘められたプロジェクト・エデンの謎を解き明かすことになる。

アスカはファントムコアで駆動する機械の体を使いこなし、グラップルやウォールランなどさまざまパルクールアクションを使いこなして都市防衛部隊と戦う。戦闘においては、銃撃だけでなく、近くの敵のコアを奪い取ることができるシステムが特徴。コアを投げつけて爆発させたり、吸収して敵のシールドを破壊する「スーパーパンチ」を繰り出したりといった攻撃が可能だ。またアスカをアップグレードすることでさらなる能力を獲得したり、銃器を強化する要素も用意されている。

このほかアスカは「ボールモード」となって装甲を纏った球体へと変形することが可能。ブーストも用いて地上を高速移動できるほか、電撃を放ったりホーミング・ミサイルを放ったりと、人型時とは違ったアクションが可能だ。

そんな本作は9月2日に発売され、本稿執筆時点のSteamユーザーレビューでは208件中93%が好評とする「非常に好評」ステータスを得ている。本作は『DOOM』に代表されるブーマーシューター系のゲームプレイを踏襲した、銃撃と近接攻撃を目まぐるしく織り交ぜるハイスピードな戦闘が持ち味。精細なグラフィックで構築された近未来の世界観も特徴となっており、先述したボールモードなどゲームシステムにも戦闘アンドロイドという設定が活かされている。世界観やパルクール要素などから『ゴーストランナー』になぞらえる声も見受けられ、スタイリッシュに戦えるブーマーシューターとして評価が寄せられている。

本作を手がけるのは、ポーランド・ワルシャワに拠点を置くReikon Games。2017年にリリースされたサイバーパンクアクション『RUINER』を開発したことで知られるスタジオだ。同作は見下ろし型アクションであった一方で、約8年ぶりの新作となる『METAL EDEN』ではFPSにジャンルが様変わり。挑戦作になったとみられるが、スタジオの持ち味も活かしつつ上質に作られている点にさっそく好評が集まっている格好だ。

『METAL EDEN』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。Steamでは9月10日まで定価の10%オフとなる税込4220円でセール中。Xbox Series X|Sでも10%オフとなる税込5544円で、PS5でも9月10日まで10%オフの税込5445円となるセールがおこなわれている(PS5はPS Plus会員向け)。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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