飛行船改造サバイバル『Forever Skies』最新アプデで協力マルチに対応でにぎわう。廃墟になった地球を飛行船にのってみんなで探索
デベロッパーのFar From Homeは12月10日、サバイバルゲーム『Forever Skies』に向けて協力マルチプレイに対応する大型アップデートを実施した。対応プラットフォームはPC(Steam)/GeForce Now。また、PS5/Xbox Series X|S版もリリース予定だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。
『Forever Skies』は、文明崩壊後、有毒な塵に覆われた地球を舞台にした一人称視点のサバイバルゲームだ。本作の世界では地球規模の大災害が発生、地表が有毒な塵の層で覆われた状態にある。そのためプレイヤーは、安全な上空で生活できるよう、飛行船を建造し拠点とする。廃墟となった高層ビルを探索して資源を集め、飛行船を建造・カスタマイズするのだ。
飛行船は拠点や移動手段としてだけでなく、さまざまな機械を設置し、新たなツールの開発や技術の研究なども可能。廃墟で発見したアイテムをスキャンし、失われた地球の技術を蘇らせたり、食料や資源を獲得するための新たな手法を研究したりしながら、サバイバルをおこなうのだ。また探索においては、地表へと向かうこともできる。人が住めなくなったその地では、動物や植物が奇妙な進化を遂げており、病気治療に役立つウイルスなどを発見し、有毒な塵への対策を得るのだ。
本作は2023年6月より早期アクセス配信が開始。本稿執筆時点でのSteamユーザーレビューでは、約4100件中87%が好評の「非常に好評」ステータスを獲得している。レビューでは同じくサバイバルゲームの『RAFT』や『サブノーティカ』になぞらえられており、同ジャンルプレイヤーから支持を得ている。そのほか飛行船を自由に改造、拡大する本作ならではの建築・カスタマイズ要素も好評を博している。
そして12月10日、本作に向け、協力マルチプレイに対応するアップデートが配信された。本作はこれまで一人用サバイバルゲームとして展開されていたが、このアップデートにて最大4人までの協力プレイに対応したかたちだ。協力プレイでは、飛行船の改造や探索など制限なく行える模様。また、ホストが難易度を自由に変更できるようになっており、ゲームの進行に応じて飛行船の改造できる部分が増えていくなどの細かな調整も可能となっている。
アップデートでは、新規コンテンツの追加も実施。本アップデートにて、箱舟から地表にカプセルがドロップするようになった。カプセルにはツールのアップグレードなど有用なものが入っているので、危険を冒してでも取りに行く価値はありそうだ。また、地表の金属を回収する新たな飛行船カスタマイズパーツも増えており、改造がさらに楽しくなるようだ。しかし、カスタマイズパーツを空中から奪う敵も登場。飛行船の改造だけでなく、保守にもより一層努める必要があるというわけだ。
また、新規プレイヤーに向けたシステムの変革も行われている。詳細なチュートリアルの用意や、ゲーム開始後すぐに飛行船を改造できるようになるなど、新規プレイヤーに向け、さらにゲームが遊びやすくなっている模様。その他、バグの修正など、アップデートはゲーム全体に施されている。詳細はパッチノートを確認されたい。
このアップデートを受け、本作のプレイヤー人口も増加している。SteamDBによると、近年は同時接続プレイヤー200人前後で安定していたが、12月10日以降、直近のピークで約1500人を記録している。本作の危険ながらロマンある探索がマルチで楽しめるようになったことで、活気づいたかたちである。また、本作はPS5/Xbox Series X|S版のリリースも予定している。それに先駆けて、PS5版はPlayStation Storeにて、デモ版が配信中だ。気になる方は遊んでみてはいかがだろうか。
『Forever Skies』はPC(Steam)/GeForce Nowにて配信中。PS5/Xbox Series X|S版もリリース予定だ。また、12月20日まで本作のSteam版が定価税込3400円のところ、34%オフの税込2444円で販売中となっている。