最大4人マルチ対応消防士シム『Firefighting Simulator: Ignite』発表。物理演算シミュレートのリアル火災を、原因にあわせて適切に消火

パブリッシャーのastragon Entertainmentは3月13日、『Firefighting Simulator: Ignite』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|Sで、2025年秋に配信予定。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。
『Firefighting Simulator: Ignite』は消防士アクションゲームだ。ソロプレイおよび最大4人協力プレイに対応予定。プレイヤーはアメリカ中西部の消防士となり、仲間とともに火災現場へ出動。消火および市民の救助をおこなうことになる。
本作にはUnreal Engine 5の機能による物理演算が導入。炎や熱、煙などがシミュレートされており、リアルな火災が再現されているという。油火災や電気火災など、出火原因によって適した消火方法も変わってくるそうだ。それぞれ異なる状況下にて、プレイヤーは空気の流入を減らしたり適切な消火剤を選んだりと、適切な消火戦術を選んでいく必要があるという。またバックドラフトやフラッシュオーバーなど、危険な現象の兆候に注意する必要もあるとのことだ。
消火活動はフレンドあるいはNPCの隊員と協力しておこなうことになる。逃げ遅れた市民の救助や延焼の阻止など、役割分担しながら任務をこなしていくことになるのだろう。一方任務の合間には消防署でリラックスし、訓練をおこなったり消防車を眺めながら過ごすこともできるという。また装備や消防車などは実在のブランドの物が登場。実際に米国の消防士が使用しているものが用意されるようだ。米国の消防士になりきった気分を味わえる作品になるとのことである。


本作を手がけるweltenbauer.はドイツに拠点を置くゲームスタジオだ。過去には建設現場シミュレーター『Construction Simulator』シリーズを手がけている。2022年にリリースされた同シリーズ作はSteamユーザーレビューにて約8000件中82%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。物理演算で再現された重機の挙動などが評価され、お仕事シミュレーターとして好評を博した。本作『Firefighting Simulator: Ignite』でも、消防車やはしご車の挙動といった要素では過去作のノウハウが活かされていることだろう。
ちなみに本作パブリッシャーのastragon Entertainmentは過去に『Firefighting Simulator – The Squad』という作品をリリースしている。同作はChronos Unterhaltungssoftwareが開発し、Steamユーザーレビューにて約4000件中82%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。タイトルから察するに、本作はシリーズの新作というかたちだと思われる。
『Firefighting Simulator: Ignite』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに、2025年秋に配信予定だ。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。