『FF14』に出現してはいけない“Lv.1の無”が出現中。会える、倒せる、撫でられる無

スクウェア・エニックスは12月16日、『ファイナルファンタジーXIV』のパッチ7.4配信後の不具合で「本来出現しないモンスター」、通称“Lv.1の無”が出現することが発覚し、コミュニティを賑わせている。

スクウェア・エニックスは12月16日、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、FF14)のパッチ7.4「霧の中の理想郷」を配信した。新たなストーリークエストやレイドコンテンツが実装されたなか、不具合で「本来出現しないモンスター」、通称“Lv.1の無”が出現することが発覚し、コミュニティを賑わせている。

Lv.1の無が出現するのはクルザス西部高地だ。雪深く寒い地域に、アンテロープのような外見の無が群れているらしい。筆者もいそいそとクルザス西部高地へと赴いて、Lv.1の無を観察してきた。SNSで話題になっていたためか、クルザス西部高地には無を一目見ようとやってきたらしきプレイヤーも散見された。POP地点を示す全体チャットを流してくれるプレイヤーもおり、Lv.1の無を取り巻く優しさを実感した。筆者が見物に行ったのは座標にして[19,10]のあたりだが、[32,32]のあたりにもLv.1の無は生息しているようだった。

Lv.1の無のネームプレートは無である。エネミーを示す赤と黄色のアイコンの横には「Lv.1」とだけ書かれており、名前欄は空白。「無」が「有る」と言うのも変な話だが、つまりそこにはただ、Lv.1の無が存在している。Lv.1の無はモンスターなので、当然ながら攻撃をすれば倒すことができる。倒したLv.1の無は消えて無になるが、しばらくすると新たなLv.1の無が現れる。また、Lv.1の無はターゲットとして選択できるので、さまざまなエモートの対象にもできる。

Lv.1の無の死体。無も、死んだらエーテルに還るのだろうか。
バトルログ。いったい何を倒したのだろうか。

7.4パッチノートの「確認されている不具合」の項目には「クルザス西部高地において、本来出現しないモンスターが出現している不具合が確認されています」との記載がある。おそらくLv.1の無のことだろう。不具合ということは、そのうちLv.1の無は消えてしまうということだろうか。いなくなってしまうのは少し寂しい気がするが、もともと無いはずの存在である。気になるプレイヤーは早めに見に行ってみよう。

ファイナルファンタジーXIV』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに配信中だ。


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Aki Nogishi
Aki Nogishi

ポストアポカリプスとドット絵に心惹かれます。AUTOMATONではFF14をメインに担当します。

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