『ファンタジーライフi』、早くも売上100万本達成。世界的な熱狂でマッハ大台到達

レベルファイブは6月12日、『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』の売上が100万本を突破したことを発表した。発売から1か月足らずでの大台達成となる。

レベルファイブは6月12日、『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』(以下、ファンタジーライフi)について、売上が100万本を達成したことを発表した。あわせてプレイヤー要望の多かった点についてのアップデートも実施されている。

『ファンタジーライフi』は、スローライフRPGだ。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/Nintendo Switch 2。

本作は『ファンタジーライフ』シリーズの新作だ。本作にて主人公は考古学者のエドワードたちと航海に出たところ、地図にない、文明の滅びた無人島を発見。そこには大穴や骨の姿をしたドラゴンなどがいた。そこで怪物に襲われた主人公は、逃げ延びるかたちで1000年前の世界にたどり着く。プレイヤーは過去の世界で資源を集めたり冒険したりしつつ、現代の島を復興させることになる。

本作は度重なる延期などもあったものの、2025年5月21日についにリリース。その後は爆発的な人気を誇り、同時接続プレイヤー数もピーク時には6万5389人を記録(SteamDB)。なお現在でもピーク時には連日2万人台のプレイヤーが本作をプレイしている。また評価も好調。『ファンタジーライフ』シリーズらしいポップな世界観、そしてさまざまなライフ(職業)を活かせる自由なプレイスタイルが高く評価され、Steamユーザーレビューでは約7600件中92%が好評を投じる「非常に好評」ステータスを獲得している。ちなみにレビューの内訳では45%が英語、29%が簡体字ユーザー(SteamScout)。グローバルな人気を得ていることもうかがえる。

そんな本作について、レベルファイブのCEOを務める日野晃博氏は、6月12日に本作の売上が100万本を突破したことを報告した。発売から1か月足らずでの大台達成となり、売上面でも本作の勢いが如実に表れているかたちだ。これからの売上の伸びについても、引き続き注目されるところだろう。

なお日野氏はこれにあわせ、アップデートの実施を伝えた。アップデートではユーザー要望の多かった点を調整したという。具体的には抜刀と同時にプレイヤーに一番近い敵に自動でロックオンする機能や、畑のアクションについて、「水やり」と「種まき」/「収穫」を別のボタンでおこなえるように対応するなどしている。またNintendo Switch 2に向けては描画表現・品質の向上も図られている。ちなみに今回のアップデートでは以前よりユーザー要望のあった、遠くまでマップが見えるカメラ設定の実装がおこなわれているものの(関連記事)、Switch/Switch 2向けには後日の対応予定とされている。

ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』は、PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/Nintendo Switch 2向けに販売中。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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