『エルデンリング ナイトレイン』にて「雨の中で無理やりレベル上げ」戦法が脚光浴びる。やせ我慢ゴリ押し攻略法

『エルデンリング ナイトレイン（ELDEN RING NIGHTREIGN）』にて「夜の雨の中を強引に探索し続ける」攻略法が提唱され、話題となっている。使いどころを選べば、夜の王戦がぐっと楽になるかもしれない。

本作は、『エルデンリング』をベースとするサバイバルアクションゲームだ。シングルプレイまたは3人プレイに対応している。プレイヤーは夜の脅威にさらされるリムベルドにて、「夜渡り」として過酷な2日間を乗り切り、3日目に待ち受ける「夜の王」との戦いに挑む。

リムベルドでは夜に向かうにつれて「夜の雨」が降りしきり、このなかでは継続的にダメージを受けてしまう。いわばバトルロイヤルゲームの円のような仕組みだ。円が収束した先には強大なボスが出現し、勝利すれば次の日を迎えられる。1日目から2日目には夜が明けてシームレスに移行するのに対し、2日目の夜ではボスを倒した際に現れる謎の青い物体に触れることで、3日目を迎えて夜の王が待ち受ける霊樹の中へと移動することができる。

一方で、あえてすぐに霊樹に移動せず、レベル上げなどをおこなえることが報告されて注目を集めており、海外メディアPC Gamerなどが報じている。というのも、2日目のボス撃破後に霊樹の中に移動するタイミングは任意。青い物体のもとで「霊樹の中へ入る」と選ばない限りは、2日目の夜にとどまることが可能だ。

とはいえ夜の雨の円は完全に収縮した状態のため、探索するためには円外に出る必要がある。雨のダメージを受けながら、回復を挟みつつ無理やり探索することになるわけだ。ただ筆者も実際に試してみたところ、本来であれば円が完全に収縮すると祝福は光を失って使用不可となるが、2日目のボスの撃破後には光が復活。通常の祝福と同様に、HPの回復や霊杯瓶の補充が可能となる。祝福を転々としながら、ある程度活動できるようになっているわけだ。

さらに2日目夜のボスを倒した後であれば、死んでもゲームオーバーとはならない。筆者はシングルプレイで検証をおこなったが、シングルプレイでもゲームオーバーとならずリスポーンすることができた。リスポーン後に失ったルーンの回収も可能であり、2連続で死んでロストしないようにさえ気を付ければ、大きなリスクもないだろう。

ただ注意したいのが、雨の中に一定時間とどまり続けると急激にダメージが増加する点。筆者が検証するかぎり2分弱雨の中にとどまり続けると、回復が追い付かないほどのダメージを受けることが確認できた。そのため最終円からあまり遠ざかるとそもそも探索が難しく、死んだ場合のルーンの回収も困難になる点には気を付けたい。

ちなみに上述したRedditユーザーは雑魚敵を倒してレベル15までルーン稼ぎをする活用法を提唱しているものの、雑魚敵だけでルーンを稼ぎきるのはかなり時間を要しそうだ。雨のダメージを受ける中戦い続ける点でも、なかなかの苦行といえる。ただ本作ではタリスマン「金のスカラベ」やアイテム「鳥脚の黄金漬け」のほか、武器の付帯効果や遺物などで獲得ルーンを増やすことも可能。もしも雨の中でレベル15を目指すのであれば、そうした効果を活用するといいだろう。

またたとえば最終円の周辺にギリギリ倒しきれなかったボスがいたり、時間が足りずに利用できなかった商人がいたりする場合には、ダメ押しの探索をしておくと夜の王戦がぐっと楽になるだろう。シングルプレイや足並みを揃えやすいパーティで戦っている場合には、あえて霊樹に入らず雨の中に踏み出す選択肢があることを覚えておくと役立つときはあるかもしれない。

『エルデンリング ナイトレイン（ELDEN RING NIGHTREIGN）』はPC（Steam）およびPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中だ。