なんでも破壊サバイバル『DYSMANTLE』200万本売れていた。リリースから約5年、根強い人気と幅広プラットフォーム展開で大台達成
10tonsは5月20日、オープンワールド・サバイバルアクションRPG『DYSMANTLE』について、全プラットフォーム合計で200万本の売上を達成していたことを発表した。

デベロッパーの10tonsは5月20日、『DYSMANTLE』について、200万本の売上を達成していたことを発表した。本作は2020年の早期アクセス配信からスタートした作品であり、約5年の期間を経て大台を突破したかたちだ。
『DYSMANTLE』はオープンワールド・サバイバルアクションRPGだ。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/海外Nintendo Switchで、モバイル向けにもリリースされている。なおゲーム内は日本語表示に対応している。
本作の舞台となるのは、荒廃したディストピアの孤島だ。この場所では、かつて何らかの大災害が発生したという。地下シェルターに避難していた主人公は、久しぶりに地上に出てみると人の気配がまったくなくなっており、たったひとり取り残されたことに気づく。そして島にはモンスターが生息。プレイヤーは、この島を生き抜く中で大災害にまつわる謎を解き明かし、島から脱出する方法を探すことになる。

ゲームプレイは見下ろし視点として展開。シビアなサバイバルが展開されるわけではないものの、狩りや釣りなどが可能だ。飢えて死んでしまうことがない代わりに、料理を食べることでステータスやアビリティのアップグレードが可能となっている。
そのほか、本作では全オブジェクトの99%以上が破壊可能と謳われており、さまざまな素材を壊すことで集め、道具や武器、衣服をクラフトすることが可能。なかには古代世界にまつわるアイテムや知識を入手することもできる。あらゆるオブジェクトを素材として集めつつ、オープンワールドの多様な環境を探索したり、モンスターと戦ったりするわけだ。
そんな本作について5月20日、10tonsは、累計売上本数が200万本を突破したと発表した。本作は2020年にPC向けにまず早期アクセス配信され、2021年11月に正式リリース。それ以降も、Xbox版、Switch版、PS版と各種コンソールに向け登場。AndroidおよびiOSとモバイル向けにも登場した。発表では、全プラットフォームの合算と伝えられており、こうしたマルチプラットフォーム展開が売上を後押しした可能性がありそうだ。
また本作はサバイバルクラフトゲームでありつつも、飢えや渇きといった概念がない。そのため島のさまざまなオブジェクトを黙々と破壊し、素材を集めるプレイが可能。ゆるいサバイバル要素と多彩な収集要素の組み合わせが、じっくりと探索できるとして好評。Steamユーザーレビューでは1万件を超えるレビューのうち、91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。
本作は正式リリース後もたびたびアップデートが実施されており、ニューゲーム+や新建築機能といった追加要素や調整が2024年5月まで続けられていた。またマップを追加したり、犬猫のペットを追加したりする大型有料DLCも計3種リリースされた。そうした継続アップデートと根強い人気により、ついに200万本という数字にたどり着いたのだろう。
『DYSMANTLE』はPC(Steam/GOG.com)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/海外Nintendo Switch/Android/iOS向けに販売中。