ゾンビパルクールアクション『ダイイングライト:ザ・ビースト』Steam同接12万人超で人気爆発中。“ゾンビDNA大解放”ビーストモードでの大暴れなどが好評得る

『ダイイングライト:ザ・ビースト(Dying Light: The Beast)』が好評を博している。

Techlandは9月19日、『ダイイングライト:ザ・ビースト(Dying Light: The Beast)』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|Sで、ゲーム内は日本語表示に対応。なお国内PS5版の販売はスパイク・チュンソフトが手がけている。本作はさっそく多くのプレイヤーを集める盛況となっている。

本作は、オープンワールド・ゾンビパルクールアクションゲーム『ダイイングライト』シリーズの最新作。かつて賑わいを見せていた観光地「カストールウッズ」を舞台に、シリーズ第1作の主人公であったカイル・クレインの物語が描かれる。「バロン」に囚われたカイルは13年にもわたる残酷な実験を受けた末に脱出に成功したが、逃げ出した先で新たな危機に巻き込まれていく。なお本作は最大4人協力プレイにも対応する。

シリーズお馴染みの要素として、本作にはパルクールのほか、自動車など多彩な移動手段が用意されている。また昼夜のサイクルがあり、夜には強力なゾンビが出現する。比較的安全な昼間のうちに、リソースを集めたりセーフスポットを開放したりと探索を進め、夜になる前に拠点に戻るというのが基本的なゲームサイクルとなる。

そして本作特有の要素として、主人公であるカイルは実験によりゾンビと人間のDNAが融合している。そんなカイルは「ビーストモード」を発動し、一定時間のあいだ圧倒的な力を発揮して暴れることが可能。身体能力がアップするほか、通常とは異なるスキルを使用できる。さらにキメラと呼ばれる怪物を狩ることで、ビーストとしての能力を強化可能だ。そうして力をつけつつ、カイルを改造した黒幕「バロン」への復讐を目指すことになる。

本作は9月19日にリリースされて以降、さっそく多くのプレイヤーを集め、Steamではピーク時に約12万人の同時接続プレイヤー数を記録(SteamDB)。人気シリーズの最新作ということで、かなりの賑わいを見せている。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約2万件中89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。PSストアでも約8500件の評価を集め、5点満点中4.73という高評価を獲得している。

『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』では主人公は前作から変更されていたが、本作の主人公は第1作目の『ダイイングライト』の主人公であるカイル・クレインが復帰している。ユーザーレビューでは、愛着ある初代主人公が帰還したことを喜ぶ声が多く寄せられている。またゲームプレイとしても、1と2の要素がうまく融合しているとして評価する声が複数存在。パルクールの疾走感や夜の探索の恐ろしさといったシリーズの要素を活かしつつ、新たに導入されたビーストモードで爽快感も得られるとして好評を得ているようだ。

なお日本語のレビューにおいては、本作の表現規制に対しての批判が複数寄せられている。国内PS5版の販売を担当するスパイク・チュンソフトによると、国内PS5版では残虐表現が全体的に緩和されているとのこと。リリース当初はSteam版においても規制が適用されており不満の声が投じられたが、本稿執筆時点ではSteam版にはオプションに残虐レベルの選択項目が追加。表現の程度を調整可能になっており、最大にした場合はいわゆるゴア表現が含まれる内容でプレイ可能となっている。

『ダイイングライト:ザ・ビースト(Dying Light: The Beast)』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに配信中だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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