軽トラ爆走アクション『ドライブクレイジー』正式リリース。巨大ヒグマやミサイルから逃走する、掟破りのハイテンション軽トラゲーム
AMATA GamesおよびTubezGamesは12月11日、『ドライブクレイジー』を正式リリース。アップデートも実施されており、ステージ追加によってストーリーが完結している。

パブリッシャーのAMATA GamesおよびTubezGamesは12月11日、『ドライブクレイジー』を正式リリースした。同作はPC(Steam)向けに、通常価格税込1000円で配信中。正式リリースにあわせてアップデートVer.1.0.0が配信されており、ステージ追加によってストーリーが完結したそうだ。
『ドライブクレイジー』は、人のいなくなった日本を軽トラで爆走して宇宙人から逃げる、軽トラ爆走ドライビングアクションゲームである。本作で主人公は、「軽トララリー 20XX」なる大会に出場していた。しかし主人公が軽トラックを走らせていると、周囲から人が消失。主人公の乗った軽トラックは、なぜか宇宙人に狙われるようになってしまう。ニトロや壁走りまで駆使して宇宙人から逃げる、軽トラ爆走アクションが繰り広げられる。


主人公は、軽トラックを走らせて宇宙人の攻撃から逃れようとする。本作ではステージ上にミサイルや巨大ヒグマといった脅威が登場し、軽トラックに襲いかかってくる。プレイヤーは、軽トラックを操作して日本を舞台としたステージを走破。基本的には各ステージのゴールまで走り切ることで、軽トラックでの逃走劇を演じていく。
宇宙人の苛烈な攻撃に対して、軽トラックにもさまざまなアクションが用意されている。ハンドブレーキを使ったドリブルはもちろん、片輪走行からの壁走りやスピン、ニトロなどが使用可能。壁からジャンプして壁に移ったり、ニトロとドリフトでコースを素早く駆け抜けたりなど、縦横無尽に無人の日本を駆け抜けられる。また本作の軽トラックは、なぜか非常に頑丈な作りとなっており、電柱やガードレール、街中に放置された車両といった障害物にぶつかると弾き飛ばせる。コース上の物体を破壊すると、どういうわけかニトロの回復も可能。ストーリーモードでは、いくらでも復活できるようになっており、安心してアクセルを踏み倒せる。本作ではステージ上の電柱や車も弾き飛ばしながら、壁走りやニトロで軽トラックを爆走させていく、ハイテンションなアクションが待っているわけだ。
要素としては、巨大ヒグマなどボスと戦うステージや敵の登場しないステージも存在。軽トラの色をかえられる機能も用意されている。スコアに関わるテクニックレベルやオンラインランキングも搭載されており、ハイスコアやタイムを狙った遊びも可能となっている。


本作は、個人開発者Takao氏によるチューブゲームズが手がけている。本作は、2020年2月に体験版が公開。2023年8月からは、Steamにて早期アクセス配信がおこなわれてきた。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で55件中96%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。物理法則に囚われない自由な走りや、テンションの高い内容などから評価されてきた。
今回は、2年以上に渡って早期アクセス配信がおこなわれてきた本作が、ついに正式リリースとなったわけだ。本作では早期アクセス配信中に多数のアップデートが実施。ステージの追加や遊びの改善などがおこなわれてきた。正式にあわせて配信されたアップデートVer.1.0.0では、2つのステージと新ボスの追加などによって、ストーリーが完結。エンディングムービーも用意されており、ゲームクリアまで遊べるようになったようだ。また正式リリースにあわせて、本作がAMATA Gamesのパブリッシングタイトルになることも告知されている。同社代表である高橋宏典氏のポストによると、今後本作ではTubezGamesと協力し、Steamのバージョンアップや多言語対応、コンソール移植などを進めていくそうだ。
『ドライブクレイジー』はPC(Steam)向けに、通常価格税込1000円で配信中だ。正式リリースにあわせてセールが実施されており、12月25日期間は20%オフの税込800円で購入できる。また本作は2026年中のリリースを目指して、PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch版への移植が進められている。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。




