ターン制銃撃ローグライト『Day of the Shell』7月30日リリースへ。位置関係や遮蔽物も活かす戦略銃撃バトル
Goblinz Publishingは日本時間7月2日、Duper Gamesが手がける『Day of the Shell』を日本時間7月30日にリリースすると発表した。本作はターン制ローグライトゲームだ。ゲーム内は日本語表示に対応する。

パブリッシャーのGoblinz Publishingは日本時間7月2日、Duper Gamesが手がけるターン制戦略ローグライトゲーム『Day of the Shell』を日本時間7月30日にリリースすると発表した。対応予定プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/Switch 2/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One。ゲーム内は日本語表示に対応する見込み。
『Day of the Shell』は「1クリック、1ターン」をキャッチコピーとする戦略的なターン制ローグライトゲームである。本作の舞台となる世界は、猛り狂った神々によりほとんどが水没し、小さな島々が点在しているのみである。プレイヤーは神々の怒りを鎮めるために立ち上がった一匹狼の魔物ハンターとして、荒れ果てた世界をめぐる旅に出ることになる。

プレイヤーが使う武器は銃や弓で、敵も銃のような武器を使ってくるため、バトルは遠距離攻撃が主体の銃撃戦となる。移動や攻撃など、1回の行動で1ターンが経過するシンプルなシステムだ。バトルが展開されるマップは正方形のタイルで構成されており、移動可能範囲は水色のラインで囲まれる。タイルが赤色の表示になっている場所は、おそらく敵の攻撃範囲内を表しているのだろう。
攻撃しようとしている敵からは点線が伸び、命中率も表示される。マップには遮蔽物となるオブジェクトが存在し、移動して遮蔽物の陰に隠れると敵の命中率を0%にすることができるため、うまく活用したい。ただし、プレイヤーからの攻撃も遮蔽物に防がれてしまうほか、攻撃により遮蔽物は壊れてしまう。また、武器によっては放物線軌道となるため、遮蔽物が無効となるケースもあるようだ。どのように移動し、いつ遮蔽物を使い、そしてどの敵を優先して攻撃するか、先の展開を予想しながら立ち回る必要があるだろう。

島々をめぐるうちに「番人の祝福」と呼ばれるパワーを獲得することができる。ランダムに選ばれた3つのうちから好きなものを1つ獲得できるパワーアップ要素だ。「攻撃後に25%の確率で電撃を発生させる」「クリティカルヒットのダメージを50%増加させる」といったシンプルな強化のほかにも、「遮蔽物に隠れて敵を倒すとボーナス」「遮蔽物に隠れていない敵を攻撃すると別の隠れていない敵を攻撃」といった遮蔽物に関する能力や、「4タイル以上離れた敵へのダメージが5アップ」といった距離に関する能力などが確認できる。ゲームプレイにおいて敵との位置関係は重要になりそうだ。
ちなみにゲームオーバーになると拠点である島に戻されてしまうようだ。拠点の島では恒久的な強化が可能とのことなので、ゲームをプレイするたびに少しずつ有利な条件で開始できるのだろう。


本作を手がけるDuper Gamesはフランスに拠点を置く少人数のデベロッパーだ。学生時代に知り合った3人が集まって設立し、6年間のフリーランスの仕事や個人的な開発を経て、初の商業作品に挑戦することを決めたようだ。開発にあたり知人やかつてのクラスメイトを集め、現在は7人のスタッフを擁している。本作は、スタッフそれぞれが好きなジャンルをかけ合わせた作品であるとのことだ。長く経験を積んだ後に満を持してリリースされる野心作としても注目したい。
『Day of the Shell』はPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/Switch 2/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに日本時間7月30日リリース予定。ゲーム内は日本語表示に対応する。ニンテンドーeショップでは税込1700円との記載があり、他ストアでも同様の価格で配信されるものとみられる。