大盛況オープンワールド『紅の砂漠』Steamレビューさっそく「やや好評」まで改善。“操作性&UI改善アプデ”が功を奏してか

アップデートの甲斐あってか「やや好評」ステータスまで持ち直している。

デベロッパーのPearl Abyssは3月20日、『紅の砂漠』を配信開始した。操作方法の複雑さなどが要因となり、初日のSteamのユーザーレビューでは「賛否両論」ステータスとなっていたものの、アップデートの甲斐あってか「やや好評」ステータスまで持ち直している。

『紅の砂漠』は、MMORPG『黒い砂漠』を手がけたPearl Abyssが開発をおこなうオープンワールド・アクションアドベンチャーだ。対応プラットフォームはPC(Steam/Mac App Store/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S。プレイヤーは「灰色たてがみ」に属する傭兵クリフとなり、宿敵「黒い熊」によって散り散りとなった仲間を探すため、大きく5つの地域に分かれた広大なファイウェル大陸を旅する。

本作は3月20日の発売当日、Steamでは23万人を超える同時接続プレイヤー数を記録(SteamDB)。また同日には200万本の累計売上本数を報告するなど、大きな人気で注目を集めた。一方で、Steamユーザーレビューでは、初日時点で約8700件中57%が好評とする「賛否両論」ステータスに留まるなど、苦戦の様子も見られることに。この理由の一つには本作の操作性があった。本作ではさまざまなアクションが用意されていることもあり、ボタンの同時押しが必要となる割り当ても多数存在。操作方法の複雑さについては、多くのユーザーから改善を希望する声が上がっていた(関連記事)。

そして数日が経過した本稿執筆時点で、ユーザーレビューは約4万2000件中73%が好評とする「やや好評」ステータスにまで持ち直している。ちなみに言語別内訳を見ると、日本語・韓国語・中国語のレビューは依然として50%台となっているが、そのほかの言語では80%を超える好評率も見られる。東アジア言語圏でレビュースコアが低めとなるのは、Steamないし業界全体における傾向と同様といえる。

*本作のSteamユーザーレビューとその言語別内訳(記事執筆時点)

ステータス改善の背景としては、3月23日に本作に向けて配信されたパッチ1.00.03があると予想される。同パッチでは、不具合の修正やバランス調整のほか、操作性に関する仕様の変更がおこなわれている。その一部としては、インタラクトUIがより素早く表示されるようになり、各種操作レスポンスが改善。またキーボード/マウス操作では各メニューについてのショートカットが実装されている。Pearl Abyssによれば、操作に関する改善はこれで終わりではなく、コントローラー操作とキーボード/マウス操作の両方について今後も継続的に改善を進めていく予定とのこと(関連記事)。

なお、先日には本作のFAQの記述から、Intel製グラフィックカード「Intel Arc」シリーズに本作が対応していないことが明らかとなっていたが(関連記事)、Pearl Abyssは上述したパッチ配信と同日に、Intel Arcの互換性・最適化のサポートに向けて対応を進めていることを発表している。引き続きユーザーの懸念を払拭するために対応がおこなわれていくのだろう。

ところで、Steam版の同時接続プレイヤー数の推移を見ると、連日ピーク時には20万人前後がプレイし、先週末には発売直後の記録を超える24万8000人をマーク。ゲームの改善とともにまだ人気を伸ばす気配も感じられる。今後のアップデートや盛り上がりには注目される。

『紅の砂漠』はPC(Steam/Mac App Store/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに配信中。

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Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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