クラフト・“環境利用”コンボアクションRPG『クラウドハイム』、7月19日よりオープンベータテスト開催へ。最大4人マルチ対応、物理演算ド派手戦闘
Nextingは7月15日、『クラウドハイム』のオープンベータテストを開催すると発表した。期間は日本時間7月19日午前1時から7月22日午前1時まで。

ゲームマーケティング会社のNextingは7月15日、『クラウドハイム(Cloudheim)』のオープンベータテストを日本時間7月19日午前1時から7月22日午前1時まで実施すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)で、製品版ではPS5/Xbox Series X|Sにも対応する。
『クラウドハイム』は、ラグナロクによって崩壊した北欧神話風の世界を舞台とする協力型アクションRPG。ソロプレイのほか、最大4人でのオンライン協力プレイに対応している。物理演算を用いたハイペースなアクションや、シームレスなクラフトシステムが特徴だ。

冒険の拠点となるのは、朽ちた神の力を宿す「オーディンシェル」という名の巨大な古代の亀。プレイヤーはこの場所を自由にカスタマイズすることができ、プレイヤーの作業場を拡張したり、クラフトしたアイテムを他の世界から訪れるお客さんに販売するショップを経営することが可能。評判をあげればより多くのお金持ちがショップを訪れてくれる。商品の在庫管理をおこなう経営ゲーム的な側面もあるそうだ。
マップは複数の島々によって構成されており、魔法の力でその間を移動しながら探索をおこなうことになる。島の各所には不思議なポータルが存在しており、強力な敵や貴重なアイテムで満ちた危険なダンジョンに通じている。ダンジョンから持ち帰った素材を使えば、戦闘で使用する装備やアクセサリーなどをクラフトすることができる。なお本作では従来のようなインベントリ画面を用いず、フィールド上にアイテムを並べたりすることでクラフトをおこなう没入型のクラフトシステムが採用されている。

バトルシステムには物理演算が導入されており、プレイヤーはさまざまなオブジェクトを破壊して敵との戦闘に活用することができる。また、「格闘ゲーム」から着想を得たコンボアクションも持ち味。滞空させた時間が長いほど落下時のダメージが増加するため、プレイヤーは空中で敵をお手玉し、コンボをアドリブで組み立てながら攻撃をおこなっていく。使用する武器種に応じてクラスが変化し、さまざまな戦闘スタイルが楽しめるようだ。

そんな本作について、このたびオープンベータテストの開催が告知された。開催期間は日本時間7月19日午前1時から7月22日午前1時まで。今回のオープンベータテストはPC(Steam/Epic Gamesストア)のみが対象だ。なお製品版では日本語表示に対応予定ながら、オープンベータテストでは未対応のため留意されたい。参加方法などについては近日中に発表予定とされている。オープンベータテストの最新情報については公式Discordサーバーをチェックしてほしいとのこと。続報を待ちたい。
ところで、本作の開発およびマーケティングを手がけるのはNoodle Cat Game。共同創業者の1人であるDavid Hunt氏は約30年にわたってゲーム業界に携わり、Epic Gamesでは『フォートナイト』のリードデザイナーを務めた経歴をもつ。同氏のほかにも、さまざまな有名企業から集まったベテラン揃いだという。同スタジオのデビュー作となる本作に期待したい。
『クラウドハイム(Cloudheim)』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに、2025年リリース予定。PCを対象としたオープンベータテストが日本時間7月19日午前1時から7月22日午前1時まで開催される。