最大10人以上マルチ対応・バキュームお掃除ゲーム『Clean Up Earth』正式発表。有毒ゴミもハイテク掃除機でまとめて吸引、綺麗な自然を取り戻す
Magic Pocketsは環境お掃除ゲーム『Clean Up Earth』を正式発表した。コンソール版は未定ながら、PC向けには2026年第1四半期のリリースを予定している。

デベロッパーのMagic Pocketsは環境お掃除ゲーム『Clean Up Earth』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch 2/PS5/Xbox Series X|S。PC版は2026年第1四半期に配信予定で、コンソール版の配信時期はまだ未定とのこと。
本作は有毒廃棄物で汚れてしまった地球を掃除するゲームだ。ソロプレイおよびマルチプレイに対応予定。プレイヤーは「The Terra Cleaner」と呼ばれる未来のハイテク掃除機を使い、ゴミを吸い込んでキレイにしていく。

ゲームプレイでは、とにかく散乱したゴミを吸引して掃除していくことになるようだ。集めたゴミはリサイクルボックスに持ち込むことで、掃除機のアップグレードに使用可能。掃除機にはさまざまなモジュールが用意されており、ゴミのタイプによって適したノズルなどが変わってくる模様。専用のアタッチメントを付けることで、有毒廃棄物の毒も無効化しながら掃除できるようである。
ステージとしてはビーチや砂漠、雪山などが登場。地球各所の環境を象徴するマップが用意されるという。ステージによって落ちているゴミのタイプが異なり、掃除にも異なる戦略が求められるとのこと。それぞれの環境がユニークなパズルになっており、観察して適応するのが重要になるそうだ。
また本作はマルチプレイに対応。最大4人で遊べる協力ミッションのほか、10人以上のプレイヤーが一堂に会する大規模マルチマップが用意されるそうだ。手が多ければ掃除もはかどるのは当然だが、ほかのプレイヤーが近くにいると掃除機のパワーもアップするという。フレンドとゆったり楽しみながら、美しい自然を取り戻していける作品になるとのことである。

本作を手がけるMagic Pocketsはフランス・パリに拠点を置くゲームスタジオだ。もともとゲームボーイアドバンスなど携帯ゲーム機向けに多くの作品をリリースしていたデベロッパーで、これまでリリースした作品は60本以上だという。近年はモバイルからコンソール、PCまで幅広いプラットフォームに向けてゲームを開発している。
そんな同スタジオによると、本作『Clean Up Earth』の着想は、海洋アドベンチャー『ドルフィンスピリット: 海のミッション』開発時のリサーチから来ているとのこと。人間が生態系に与える影響の大きさを知り、リラックスして気楽に遊べる、環境をテーマにした作品を作りたいと思うようになったそうだ。そうして今年2月、本作のデモ版をitch.ioにてリリース。今回製品版が正式発表されたかたちとなる。
またMagic Pocketsは、今年中に本作のKickstarter キャンペーンを開始予定とのこと。コンソール版の発売日はPC版と同時を目指しているが、発表はKickstarter キャンペーン終了後になる見込みだという。興味のある方はチェックしておくとよいだろう。
『Clean Up Earth』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch 2/PS5/Xbox Series X|S向けに配信予定だ。PC版は2026年第1四半期にリリース予定。コンソール版の発売時期は未定だ。
【UPDATE 2025/7/25 15:24】
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