“JRPGの進化系”を掲げる野心作『Clair Obscur: Expedition 33』4月24日発売へ。パリィや回避ありの「ターン制+アクションバトル」を繰り広げる呪われた美麗世界冒険譚
デベロッパーのSandfall Interactiveは1月24日、『Clair Obscur: Expedition 33』を2025年4月24日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S。発売日からXbox Game Pass向けにも展開される。なおゲーム内は日本語表示に対応する。
『Clair Obscur: Expedition 33』はターン制RPGだ。本作の舞台は、ペイントレスなる存在が脅威となっている世界。ペイントレスは年に1度目を覚まし、描かれた年齢の人々が煙となって消え去ってしまう、呪いの数字をモノリスに刻む。彼女の描く呪いの数字は年々小さくなっており、犠牲者の数は積み上がっていた。「33」の数字が描かれる年、主人公たち第33遠征隊は死のサイクルを止めるため、ペイントレスを倒す旅に向かう。
本作ではリアルタイムのアクションを交えたターン制のバトルで戦闘が進行する。プレイヤーはキャラクターの能力値やスキルをもとに遠征隊を編成することが可能。そしてバトル中には回避/パリィ/カウンターなどといったアクションをリアルタイムでおこなう。攻撃にあわせてタイミングよくボタンを押すことでコンボになる要素も取り入れられているようだ。そのほか射撃するようなスキルであれば、フリーエイムで敵の弱点を狙うこともできるという。
本作は6月10日に発表され、フォトリアルなアートスタイルとターン制のバトルシステムの融合が高い注目を集めていた(関連記事)。本作公式サイトでは「JRPGの進化系」と謳われおり、バトルシステムは本作のユニークな特徴のひとつとして押し出されているかたち。そうして多くの人々から関心が寄せられていた本作が4月24日に発売されると、この度ついに発表されたわけだ。
本作を手がけるSandfall Interactiveはフランス・モンペリエに拠点を置くゲーム開発スタジオだ。CEO兼本作のクリエイティブディレクターを務めるGuillaume Broche氏はUbisoftでAAAタイトルのアソシエイトプロデューサーやナラティブリードを務めてきた経験を持つベテラン。そのほかのスタッフもゲーム業界経験者が多い。
ちなみにスタッフの紹介ページでは、多くの主要スタッフが『ペルソナ3』『黄金の太陽』『ポケモン』などのターン制RPGを好きなゲームとして挙げている。そんなJRPG好きのベテランが集ったスタジオの初タイトルとのことで、引き続き注目が寄せられるところだろう。
『Clair Obscur: Expedition 33』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに2025年4月24日発売予定だ。Xbox Game Passにも対応する。またEpic Gamesストアを除くプラットフォームでは、本日から予約購入が可能になっている。