『バトルフィールド6』新アプデでついに「チャレンジ・任務の達成条件」が大幅緩和。「分隊員ビーコン出撃50回→5回」など、豪快に減る

Electronic ArtsおよびBattlefield Studiosは11月5日、『Battlefield 6』に向けて「チャレンジの達成条件の緩和」などをおこなうアップデートを実施した。

Electronic ArtsおよびBattlefield Studiosは11月5日、『Battlefield 6』に向けてアップデートを実施。不満が寄せられていた一部チャレンジの達成条件の緩和などがおこなわれている。

『Battlefield 6』は、一人称視点のシューターゲーム『Battlefield(バトルフィールド)』シリーズの最新作である。DICE・Ripple Effect・Criterion Games・Motive StudioからなるBattlefield Studiosが開発を担当。マルチプレイモードにおいては最大64人対戦で、シリーズの持ち味である大規模戦が展開される。プレイヤーは突撃兵・工兵・援護兵・斥候兵といった、それぞれ専門とする領域の異なる兵科から選択して戦うことが可能。建物などの構造物が破壊されるリアルな描写も特徴だ。

本作では各兵科のガジェットや武器などをアンロックする際に、特定のチャレンジ達成を求められるものもある。しかし一部チャレンジは通常のプレイでは達成が難しく、かなりの労力を要することから不満も多く寄せられていた。

今回のアップデートでは、そんなチャレンジの達成条件が全体的に大幅に緩和。プレイ時間の負担を減らしつつも、継続的なプレイに見合った見返りを得られるスキルベースの進行という方針を維持しているそうだ。チャレンジと任務で、合計90項目以上が調整されているとのこと。

まず兵科チャレンジについては突撃兵・工兵・援護兵・斥候兵それぞれでチャレンジが緩和。告知では例として突撃兵2の「分隊員を出撃ビーコンで出撃させる」の達成に必要な回数が50回から5回になったことや、援護兵2の「援護兵を蘇生する」が200回から60回に引き下げられていることが記載。また記載されたほかにもさまざまなチャレンジの緩和がおこなわれている。

モード別の任務についても条件が引き下げられた。たとえばコンクエスト2の「コンクエストで勝利する」は5回から2回に減少。このほかのゲームモードでも、2勝だけで同様のティアを達成できるようになった。またコンクエスト3では「コンクエストで1ラウンド中に目標キルをする」が30回から10回に引き下げられるなど、ほかのティアでも条件が緩和されている。

エキスパート・マスター任務についても緩和は実施。爆薬エキスパート2では「爆発物を使って2人以上のマルチキルをする」が20回から5回に引き下げ。適応性2では「死なずにダメージを受けた乗り物を修理する」が3000から500に引き下げられた。このほかにも調整は施されており、より自然なゲームプレイのペースに沿うように調整がおこなわれているとのこと。

なおこれまでの進捗はすべて引き継がれているそうで、アップデート後にマッチを完了させると新たな条件が適用されるとのこと。大幅な緩和により、すでに進行していたチャレンジが新たな条件では達成済みとなる場合もあるだろう。

このほかアタッチメント開放に必要な武器のランクアップについても、ランク20までに必要なXPが引き下げられているという。武装の開放に必要な労力が大きすぎるといった不満が寄せられていた部分が、全体的に大きく緩和された格好だ。なおこれらの調整は早急に実施されたそうで、ほかにもアップデートの準備が進められているという。チャレンジや任務に関するフィードバックを引き続き重視する方針も伝えられており、今後のアップデートにも注目したい。

『Battlefield 6』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/EA app)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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