『ユミアのアトリエ』最新アプデで最高難易度追加、レベル上限解放などやり込み要素ぐっと拡張。猫・犬が来てくれる新家具など、ハウジングはさらに自由に
コーエーテクモゲームスは5月23日、『ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~』にてアップデートを配信した。最高難易度CHARISMAやレベルキャップの解放が実施されたほか、ハウジングの拡張もおこなわれている。

コーエーテクモゲームスは5月23日、『ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~』にてアップデートを配信した。ゲーム内表記のVer.1.2.0(Ver.1.0.2.0)では、最高難易度CHARISMAやレベルキャップの解放が実施。ハウジングの拡張として、家具がいくつか追加されている。
『ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~』は、かつて錬金術で栄えた大陸を探索していく、オープンフィールド型の錬金術RPGだ。本作の舞台には、かつてアラディス帝国という大国があった。アラディスは錬金術により、他国を寄せ付けないほど発展していたそうだ。しかし突如起こった謎の天変地異によって、栄華を誇ったアラディスは滅んだのだという。数百年後、錬金術は禁忌とされるようになっていた。主人公のユミア・リースフェストは、そんな世界の錬金術士だ。幼い頃に母をなくした彼女は、母の真意と錬金術の真実を知るため、アラディス調査団へ参加。失われし歴史と真実を追う、錬金術士ユミアの旅が繰り広げられる。

ユミアは錬金術によってアイテムや装備を作成し、アラディス大陸の探索を進めていく。本作では広大なオープンフィールドが採用。プレイヤーは段階的に解放されるフィールドを、自由に探索して錬金術の素材を集められる。フィールド上では二段ジャンプや銃を使った一部の採取、ランダムクエストなども存在。オープンフィールド型の遊びが、本作の大きな特徴となっている。なおSteamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で1927件中65%の好評を獲得。発売前後にはプレイヤーから一部演出がテンポの悪いなどと指摘されていたが、アップデートにより修正がおこなわれている。


今回のアップデートでは、まず最高難易度として「CHARISMA」が追加された。同難易度に設定すると、マナ領域内での戦闘時に、味方のHPが少しずつ減少。敵の各種ステータスも増加し、より手強い敵との戦いが繰り広げられる。また同アップデートにあわせて、本作ではレベルキャップが解放された。これまでユミアたちのレベルは100が上限だった。アップデート後は101以上へ上昇させられるようになっている。


ハウジング拡張アップデートとして、今回はいくつかの家具や建築様式などが追加されている。筆者が確認した限りでは、付近にネコや犬が出現する「フードボウル」、試し打ち可能な「ダミー人形」、重要な敵キャラクターを含め戦った魔物を映せる「投射機」、素材が手に入る「メールボックス」、料理が作成可能な「調理鍋」などが登場。小型の調合用家具「アルケミーサークル」や衣装変更メニューへアクセスする「ドレッサー」、コンテナの小型版「小物入れ」など、新しい見た目の異なる家具も追加されている。
パッチノートによると、『ライザのアトリエ』のクーケン島をモチーフとした建築様式や家具も追加されているとのこと。本作のハウジングは、空中にも家具が設置できるなどもともと自由度が高かったが、さらに遊びの幅が広がったわけだ。

そのほか、イベントやクエストを無視して特定のランドマークを解放していた場合に進行不能になることがある不具合や、Steam版における一部イベントからロード画面から進まない不具合などが修正。細かな調整や追加コンテンツへの対応もおこなわれている。
『ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~』は、PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに発売中だ。