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世界丸ごと“MMO風”物流シム『Age of Transport – Blue Marble』発表。「最大255社」ひしめく永続マルチプレイワールド、地球1/4の巨大スケール
Amazing Gamesは9月22日、『Age of Transport - Blue Marble』のSteamストアページを公開した。本作は鉄道や船舶、航空機などを使って世界規模の物流網を築くシミュレーションゲームだ。

デベロッパーのAmazing Gamesは9月22日、『Age of Transport – Blue Marble』のSteamストアページを公開した。2027年に早期アクセス配信予定。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ストアページによるとゲーム内は日本語表示に対応予定だ。
『Age of Transport – Blue Marble』は、鉄道や船舶、航空機などを使って世界規模の物流網を築くシミュレーションゲームだ。舞台となるのは、実際の地球を約4分の1スケールで再現した約3500万平方キロメートルのマップ。7万以上の実在都市に加え、山脈や河川、海岸線なども盛り込まれている。1830年代から現代まで12の時代を進みながら、鉱山や工場、発電所、学校などを建設し、それらを交通網で結んでいくのだ。

本作の大きな特徴は、ゲーム内に「お金」が存在しないこと。機関車などの乗り物は購入するのではなく、鉱石を運び、必要な部品を生産し、それらを工場で組み立てて乗り物を製造する仕組みだ。扱われる物資は199種類で、生産工程は最大9段階存在。鉄鉱石や木材といった原料から部品を作り、最終的に乗り物や設備へとつなげていく。
そのため、コストは金額ではなく「作業量」と「時間」として表れる。たとえば、鋼材を機関車の製造へ回せば、その分だけ線路の敷設に使える量が減る。また、工場にも生産能力があり、必要な部品が完成するまで待たなければならない場合もある。こうした仕組みにより、交通網は単なる収益源ではなく、都市や産業そのものを動かすための基盤となるわけだ。

鉄道部分も細かく作り込まれている。列車はあらかじめ決められた路線を走るのではなく、運行状況に応じて走行ルートが決定される。また、幹線や支線、工業用の引き込み線など、それぞれの役割に応じた線路を敷設していくほか、線路そのものもレール、枕木、締結装置、道床の4要素から構成。もっとも性能の低い部材が、路線全体の性能を左右するという。さらに操車場では、到着した貨車を行き先ごとに振り分け、新たな列車として組み直していく。車両には入換用、旅客用、貨物用などの役割を設定でき、それに応じて必要な編成を組む仕組みだ。

また、輸送手段は鉄道だけではない。1860年代には河川を進む蒸気船、1880年代には沿岸船、1900年代には外洋船が登場し、やがて航空機も利用できるようになるとのこと。それぞれには物理的な制限も設定されており、海を越える大量輸送には船が必要となり、滑走路が存在しない地域では水上機が活躍するようだ。
航空機についても、1920年代から1940年代前半にかけて滑走路がほとんど存在しなかった時代を反映し、水上機や飛行艇を重視しているとのこと。また、1930年代後半に与圧技術が登場するまでは、大規模な山脈を越えられない航空機も存在するという。時代ごとの技術的な制約を踏まえながら、鉄道、船舶、航空機を組み合わせて物流網を広げていく。

さらに、各都市では住民が暮らしており、食料や衣類、家具、医薬品などが必要となる。必要な物資が届かなければ人口が減少したり、成長が止まったりするとのこと。また、プレイヤーは住宅地や商業地、工業地などを設定でき、学校や大学を建てることで都市の教育水準を高めることも可能。先端技術を扱う工場については、十分に教育された人口を抱える都市でなければ建設できないものもあるようだ。
加えて、都市へ自動車やバス、トラックを供給すると、住民や物資の移動範囲が広がるだけでなく、これらの車両は年月とともに老朽化し、最終的にはスクラップとして再び資源になる。つまり、都市は物資を消費するだけでなく、時間の経過とともに新たな資源を生み出す存在にもなるのだ。

収録される乗り物は、早期アクセス配信開始時点で2500種類以上を予定。機関車や貨車、路面電車、船舶、航空機など400種類以上の基本モデルが用意され、それぞれに塗装や仕様違いも存在する。また、研究ツリーには130の技術があり、個別の車両ではなく技術そのものを解禁する仕組みだ。たとえばガスタービン技術を研究すれば、それを利用する複数のガスタービン機関車を製造可能になる。
なお、ゲームは1830年代から現代まで12の時代に分かれているものの、時代が変わるたびに世界がリセットされるわけではないという。かつて主力だった路線が後の時代には交通上のボトルネックになるなど、過去の建設や選択を引き継ぎながらひとつの世界を発展させ続けることになるようだ。

本作は、シングルプレイに加えて永続型のマルチプレイにも対応する。ひとつの世界では最大255社が活動でき、それぞれの会社に複数のプレイヤーが参加可能。世界はログアウト中も稼働し続け、ほかの会社が運営する鉄道や海運、航空網を介して物資をやり取りすることになる。観戦者としてほかの世界を訪れたり、その世界で新たな会社を設立したりする仕組みも用意されるという。

本作の開発を手がけるのは、ノルウェーのインディーデベロッパーAmazing Gamesだ。同デベロッパーは1996年に設立され、2009年には1860年代のアメリカで大陸横断鉄道の建設を扱う『Railroad Revolution』を発表。2010年には鉄道シミュレーション・ストラテジーゲーム『Age of Trains』の開発も進めていた。『Age of Transport – Blue Marble』は同デベロッパーが長年扱ってきた鉄道ゲームの系譜に連なる新作となる。
なお、早期アクセス期間は約9か月から12か月を予定しており、配信開始時点でシングルプレイとマルチプレイの双方で、12の時代を通してプレイ可能になるという。一方、専用サーバーの管理機能やコミュニティ向け機能、各時代のゲームバランスなどは、プレイヤーからのフィードバックをもとに調整される方針だ。早期アクセス期間中もワールドはリセットされず、DLCや課金要素などを導入しないとしている。地球規模の交通網づくりが気になる方は、ウィッシュリストに加えておくとよいだろう。
『Age of Transport – Blue Marble』はPC(Steam)向けに2027年早期アクセス配信予定。
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