マルチ対応・人気デッキ構築型ローグライト『Across the Obelisk』新DLCダブル配信開始。新ヒーロー“クモの女王”と、水中神殿がどどんと実装

Paradox InteractiveのレーベルParadox Arcは6月12日、『Across the Obelisk』向けのDLC「Tulah, the Spider Queen」と「The Sunken Temple」をリリースした。それぞれ新たなヒーロー「クモの女王、トゥーラ」と、新ダンジョン「沈みし神殿」などを導入するDLCだ。

本作はデッキ構築要素のあるローグライトRPGだ。対応プラットフォームはPC（Steam）/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|Sで、ゲーム内は日本語表示に対応。ソロプレイおよび最大4人での協力プレイに対応している。本作ではプレイヤーは、さまざまなヒーローから4人パーティーを編成。カードを使って敵と戦い、マップを攻略していく。

本作には防御力が高いウォーリアーや回復が得意なヒーラーなど、さまざまなクラスのヒーローが存在。それぞれのキャラがデッキを保有しているため、4人分のデッキを構築しつつ戦闘をこなしていくことになる。戦いに敗れると町からやり直しとなるが、ヒーローをレベルアップさせて永続的に強化することが可能。ほかにも新たなカードのアンロックや拠点のアップグレードなど、恒久的な強化要素が複数用意されている。繰り返しプレイして少しずつパーティーを強化し、マップの踏破を目指すのだ。

今回本作に向けたDLC「Tulah, the Spider Queen」と「The Sunken Temple」がリリースされた。「Tulah, the Spider Queen」では、新たなヒーローとなる「クモの女王、トゥーラ」を導入可能。子グモを呼び出すアビリティや、毒とのシナジーなどを特徴とするヒーローだ。このほか本DLCでは限定ペット「コクーン」や、テーマスキン3種、カードパック3種、新エモート5種を収録。またイベントインタラクションとして、トゥーラ用に新たな専用ダイアログが追加されている。

そして「The Sunken Temple」は新たなダンジョン「沈みし神殿」を導入するDLCだ。ダンジョン内の選択に応じて9種類以上の中から最終ボスが切り替わる点が特徴。また15種類以上の新イベントでは、アクアフォールの古代文明の歴史を暴き出すことになるという。このほか新ペットの「ロッキー」、新アイテム10種類、海がテーマのスキン7種類、カードパック1種類が収録されている。

2022年に正式リリースを迎えてからも、無料アップデートやDLCで拡張を続けている本作（関連記事）。今後の展開にも注目したい。

『Across the Obelisk』はPC（Steam）/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S向けに配信中だ。DLC「Tulah, the Spider Queen」と「The Sunken Temple」も各プラットフォーム向けに配信中。Steamではお得なバンドルとしても販売されている。