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『エルデンリング』、“プレイ時間100時間超え”ユーザーが世界に「約980万人」いるとの推計。全実績達成者も約350万人、発売5年目でも褪せ人たちは止まらない
Alinea Analyticsの市場分析責任者Rhys Elliott氏は10月22日、『ELDEN RING』に関する推計データを公開した。本作を100時間以上プレイしたユーザーは約980万人もいるようだ。

市場調査会社Alinea Analyticsの市場分析責任者Rhys Elliott氏は10月22日、『ELDEN RING』の販売本数やプレイ時間に関する推計データを公開した。同氏によると、本作を100時間以上プレイしたユーザーは980万人を超え、すべての実績、トロフィーを獲得したユーザーも約350万人に達しているという。さらに、今年に入ってからも約200万本を売り上げていると推計されている。発売から4年以上が経過した今なお、多くの褪せ人を生み出しているようだ。
『ELDEN RING』は、フロム・ソフトウェアが手がけるダークファンタジーアクションRPG。2022年2月25日にPC(Steam)/PS5/PS4/XBOX Series X|S/XBOX One向けに発売され、2026年8月28日にはNintendo Switch 2向けの『ELDEN RING Tarnished Edition』も発売された。『DARK SOULS』シリーズなどを手がけた宮崎英高氏がディレクターを務め、ファンタジー小説「氷と炎の歌」で知られる作家ジョージ・R・R・マーティン氏が世界観の構築に携わっている。

本作の舞台となるのは、黄金樹のそびえる広大な世界「狭間の地」。プレイヤーは祝福の導きを受けた「褪せ人」となり、地下墓所や洞窟、巨大な城などを探索し、強大な敵に立ち向かいつつ、エルデの王を目指して冒険することとなる。NPCとの交流や協力プレイ、敵対プレイヤーの侵入といったオンライン要素も用意されている。
本作のゲームプレイは剣や盾を携えた近接戦闘はもちろん、魔術を主体とした遠距離戦闘、霊体を召喚して共闘する戦い方など、戦術もさまざまだ。強敵に勝てない場合は、いったん別の地域を探索して装備を整えたり、キャラクターを育てたりして、再挑戦することも可能。プレイヤーによって冒険の進め方や訪れる場所が異なる、自由度の高いゲームプレイが特徴だ。

そんな本作について、今回Elliott氏が公開したのは、累計販売本数やプレイ時間などをまとめたデータだ。Alinea Analyticsの推計によると、『ELDEN RING』のSteam、PlayStation、XBOXにおける累計販売本数は約3640万本。売上高は約20億ドル(本稿執筆時点の為替レートで約3100億円)に達しているという。このうち、プレイ時間が100時間に到達したユーザーは980万人以上にのぼるとのこと。推定販売本数に対する割合では、約27%に相当する規模が本作を無我夢中でプレイしていたようだ。
加えて、今年9月にはPS4およびPS5でいまだ約150万人が『ELDEN RING』をプレイしていたとことも明らかにされた。また、興味深いことに、そのうち4%は同月に『DARK SOULS III』もプレイしており、『Bloodborne』をプレイしたユーザーも4%、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』をプレイしたユーザーが3%存在したという。『ELDEN RING』だけでなく、フロム・ソフトウェアの過去作品も並行して遊ぶプレイヤーが一定数存在するようだ。

さらに驚くべきは、すべての実績、トロフィーを獲得したユーザーが約350万人に達しているとされている点だ。本作は、手強いボスとの戦闘や広大なフィールドの探索が特徴であり、エンディングに到達すること自体が容易ではない。「忌み鬼、マルギット」に出鼻をくじかれたプレイヤーも多いだろう。にもかかわらず、膨大な数のプレイヤーが全実績の解除までやり遂げているのだ。
一例として、Steam版の実績は、全部で42個が用意されている。ゲームを進めることで獲得できる実績もある一方で、「伝説の武器」「伝説の遺灰」「伝説のタリスマン」「伝説の魔術/祈祷」といった実績では、それぞれの条件に該当するアイテムをすべて収集する必要がある。さらに、「破片の君主、マレニア」や「竜王プラキドサクス」など、ストーリー進行に必須ではない強敵の撃破も実績の対象だ。

また、本作には複数のエンディングが用意されており、そのうち「エルデの王」「星の世紀」「狂い火の王」の3種類には、それぞれ個別の実績が存在する。通常のプレイでは1周につき1種類のエンディングしか見られないため、すべてを獲得するには周回プレイやセーブデータの活用などが必要となる。つまり、すべての実績およびトロフィーを獲得するには、並み居る強敵との戦闘に加え、各地を巡ってアイテムを収集し、3つの結末まで見届けなければならない。こうした条件をすべて達成したプレイヤーが約350万人もいるというのだから驚きだ。
ちなみに、Steamで公開されているグローバル実績データによると、「円卓」の到達率は約75%、「忌み鬼、マルギット」の撃破率は約71%となっている。一方で、「破片の君主、マレニア」は約36%、「竜王プラキドサクス」は約30%だ。さらに「星の世紀」は約28%、「エルデの王」は約24%、「狂い火の王」は約16%となっており、実績の達成率を見ても、全実績解除までの道のりがいかに険しいかがうかがえる。

このほか、Alinea Analyticsによると、『ELDEN RING』は今年に入ってから10月22日までに約200万本を販売し、約1億1000万ドル(約173億円)の売上高を記録したという。2022年に発売された作品でありながら、今年発売された数々の新作を上回る売上をあげているとのことだ。
これらのデータは、Alinea Analyticsの独自推計であり、フロム・ソフトウェアやバンダイナムコエンターテインメントが発表した公式の数字でないことには留意したい。とはいえ、発売から4年以上が経った現在、広大な狭間の地を100時間以上冒険したユーザーは約1000万人、全実績を達成したユーザーは約350万人に達したとの報告は、圧倒的な人気とやり込みユーザーの熱量を裏付けるものといえよう。
なお、現在『ELDEN RING』は実写映画化が進められている。映画制作会社A24が手がけ、「エクス・マキナ」や「シビル・ウォー アメリカ最後の日」で知られるアレックス・ガーランド氏が脚本、監督を担当。2028年3月3日にグローバルで劇場公開予定となっている。日本での公開日については後日発表予定だ(関連記事)。ゲーム本編のあまりに根強い盛り上がりもさることながら、『ELDEN RING』を取り巻く今後の展開も注目される。
『エルデンリング』は、PC/PS5/PS4/XBOX Series X|S/XBOX One向けに販売中。『エルデンリング Tarnished Edition』はNintendo Switch 2向けに販売中だ。
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