『アークナイツ:エンドフィールド』の新マップにて“登山部”が「登頂ルート」を次々開拓。メリット特になし、だけど登れそうだから登る

『アークナイツ:エンドフィールド』にて、険しい断崖を登る“登山部”の活動が活発化している。特に高低差の激しい新マップで、ルートの開拓に勤しんでいるようだ。

HypergryphおよびGRYPHLINEは10月15日、運営中の『アークナイツ:エンドフィールド』に向けた新バージョン「丹青渡(たんせいわたり)」を開始した。本バージョンの新マップ「スーの絵」では遥かな山道を登っていくことになるが、一部のプレイヤーは一風変わった「登山」をおこなっている。

『アークナイツ:エンドフィールド』は、『アークナイツ』を手がけるHypergryphの新作ゲームである。『アークナイツ』が2Dタワーディフェンスゲームであったの対し、本作は3Dリアルタイム戦略RPGとなっており、ゲームとしてはがらりと姿を変えた。舞台となるのは巨大ガス惑星タロスの衛星「タロII」。プレイヤーは高い技術力を持つエンドフィールド工業の伝説的存在「管理人」として、この星を巡るさまざまな脅威や陰謀に立ち向かうことになる。

新たなバージョンとなる「丹青渡」では、新オペレーターとして「スー」が登場(関連記事)。ストーリーも彼女を中心として展開される。激しい戦いで傷ついた管理人を回復させるため、スーは絵の中に描いた特別な空間に管理人を招く。その後の展開についての詳細は伏せるが、このとき管理人はスーとともに絶景広がる山道を歩んでいくことになる。

そのため、新マップである「スーの絵」は非常に高低差の激しい地形となっている。通常は険しい道や谷をさまざまなギミックを使って乗り越えていくことになるが、一部のプレイヤーはそうした通常のルートのみならず、本来立ち入ることのできないエリアにまで足を踏み入れている。

本作のマップでは、登れない場所では操作オペレーターが表面を滑るように落下してしまうのが普通である。ところが、地形の一部にはわずかながらオペレーターが引っかかる場所も存在する。一部のプレイヤーはそうした「足場」を目ざとく見つけ出し、登るルートを開拓しているのだ。

登る方法はさまざまである。ダッシュやジャンプなどの通常の操作で足場に乗る以外にも、一部オペレーターのモーションを利用するものや、本作の工場建設要素「集成工業システム」の設備を利用するものなど、多くの“技”を駆使したルートが開拓されている。たとえば、今回のスーの絵ではアンタルまたはカミーユの歩行と走行を切り替える際のモーションで、わずかにオペレーターの位置を押し上げられる場所が存在する。できる場所やオペレーターは限られるが、うまく操作し続ければほとんど垂直にも見える岩肌をも登っていくことが可能だ。

こうした活動は「エンドフィールド登山部」としても知られており、登っては落とされる高難度アクションのような“登山”ルートの開拓がバージョンアップのたびに楽しまれてきた。また、本作には「ジップライン」という装置が存在する。マップ上の任意の地点に設置したジップライン同士の間で素早く行き来できるようになる移動装置だ。本来は立ち入ることができない場所に設置された“脱法ジップライン”と呼ばれるものも存在し、登山部により見つけ出されたルートを使ってジップラインを設置すれば、難しい操作なしに再び“登山”が可能となる(関連記事)。

ちなみに、本作には明確に立入禁止として扱われているエリアも存在している。そうした場所にオペレーターがいる場合は、一定時間後に強制的に転送される仕様だ。一方で先述のような“登山”では、強制的に転送されることもなく、ジップラインのような装置を設置できる場所もわずかながら存在する。こうした場所の存在や“登山テクニック”については、運営により黙認されているとまでは言えないものの、景色が良い以外にゲームプレイにおけるメリットも特に存在しない。そのため、現バージョンとなっても修正されていないのかもしれない。今後どのような登山ルートが開拓されるのか、登山部の動向にも注目していきたい。

『アークナイツ:エンドフィールド』はPC(公式サイト/Steam/Epic Gamesストア)/PS5/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。

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Naoto Morooka
Naoto Morooka

1000時間まではチュートリアルと言われるようなゲームが大好物。言語学や神話も好きで、ゲームに独自の言語や神話が出てくると小躍りします。

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