『FF』新作『ファイナルファンタジー レゾナンス』一日遅れのSteamでも“同接2万越”の大盛況。もしもが現実になった“ドット絵の『FF』”

スクウェア・エニックスは10月22日、『ファイナルファンタジー レゾナンス』を配信開始した。1日遅れで配信されたSteam版では最大同時接続プレイヤー数が2万人を突破し、Steamユーザーレビューは「非常に好評」ステータスを獲得するなど、さっそく人気を博している。

スクウェア・エニックスは10月22日、『ファイナルファンタジー レゾナンス』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Microsoft Store)/Nintendo Switch 2/Nintendo Switch/PS5/XBOX Series X|Sで、Steam版のみ10月23日に配信開始している。配信前から大きな注目を集めていた本作は、Steam版の最大同時接続プレイヤー数が2万人を突破し、Steamユーザーレビューは「非常に好評」ステータスを獲得するなど、さっそく人気を博している。

『ファイナルファンタジー レゾナンス』は、『ファイナルファンタジー』シリーズ最新作だ。2025年にサービス終了したスマートフォン向けRPG『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』の第1シーズンをベースとし、シナリオやグラフィック、ゲームシステムなどを根本から見直したうえで、コンシューマー向けRPGとして再構築した作品となっている。ドット絵と3DCGを融合した「HD-2D」のグラフィックが特徴だ。

舞台となるのは、シリーズの代名詞ともいえる「クリスタル」の恩恵を受ける人々が暮らす世界。主人公は、騎士の国「グランシェルト王国」で飛空艇部隊の指揮を執る「レイン」だ。ある日、レインは国王の命を受け、仲間のラスウェルとともに、土の神殿の調査へと向かう。しかし、そこに現れた謎の男「常闇のヴェリアス」に敗れ、王国が長年にわたり守り続けてきた土のクリスタルが破壊されてしまう。世界各地に残されたクリスタルを守るため、レインとラスウェルは世界の命運をかけた冒険へと旅立つ。

本作の戦闘は、最大4人パーティで挑むターン制コマンドバトルだ。一部を除いてランダムエンカウント方式が採用されている。戦闘中は画面上部に敵味方の行動順が示された「タイムライン」が表示。敵には、HPとは別に「ブレイクゲージ」が設定されており、攻撃をおこないゲージを削り切ると、敵をブレイク状態にできる。ブレイク状態となった敵は、そのターンの間、行動不能となり、防御力が低下。弱点属性を突いた攻撃や、ブレイクゲージを削りやすい技を使うことで、効率よくゲージを減らすことが可能だ。

さらに、敵をブレイクさせたキャラクターは、ターン終了時の「エクストラフェイズ」で追加行動が可能。同一ターン内に、すべての敵をブレイクする「フルブレイク」に成功すれば、パーティメンバー全員が追加行動できるほか、強力な効果を持つビジョン固有の必殺技「レゾナンス」も発動できる。

そして、本作の戦闘や育成に大きく関わる要素が、上述した「ビジョン」だ。ビジョンは、英雄たちの想いが結晶化したもので、クラウドやジタン、ティーダといったシリーズ過去作のキャラクターのビジョンも存在。パーティメンバーに装備することで、さまざまな特性やアビリティを習得できるようになる。例えば、盗賊であるジタンのビジョンでは「ぬすむ」を習得可能。各キャラクターを象徴した能力などを習得できるわけだ。加えて、ビジョンを装備した状態で戦闘を重ねると、新たなアビリティを習得できる。一度覚えたアビリティは、別のビジョンに付け替えても使用可能だ。ビジョンを適宜付け替え、多くのアビリティを習得させることが重要となるだろう。

そのほか、各キャラクター固有の必殺技「リミットバースト」が存在し、シリーズおなじみの召喚獣も「幻獣」として登場。戦闘中に召喚すると3ターンにわたって共闘し、強力な必殺技を放ってくれる。もちろん「バハムート」の「メガフレア」も健在だ。さらに、「アルテマウェポン」の討伐や「ギルガメッシュ」との物語といったやりこみ要素、戦闘速度を1.5倍や2倍に変更する便利機能、3段階の難易度設定も用意されている。

本作は10月22日および23日に配信されると、すぐさま注目が集まり、Steam版の最大同時接続プレイヤー数は本稿執筆時点で約2万を記録(SteamDB)。Steamユーザーレビューは約300件中95%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。また、海外メディアによる評価も高く、レビュー集積サイトMetacriticでは、86点という高スコアを維持している。

本作は、クリスタルをめぐる物語や飛空艇、幻獣など、往年の『ファイナルファンタジー』作品を思わせる要素が随所に盛り込まれている。戦闘も昔ながらのターン制コマンドバトルをメインに据えつつ、敵をブレイク状態にして行動を封じたり、味方の追加ターンにつなげたりと、戦略性の高いバトルが楽しめる。また、ドット絵と3DCGを融合させた

「HD-2D」の美麗なグラフィックや、迫力あるムービーシーンなども特徴的だ。総じて、かつてのシリーズ作品を思い起こさせるシナリオやゲームシステムが、長年のシリーズファンを中心に高く評価されている。

なお、本作は各ストアにてデモ版が配信中だ。デモ版では、ゲーム冒頭の第一章を最後までプレイすることが可能。ビジョンや幻獣といった、本作のコア要素を体験できる。また、キャラクターのレベルは15、ビジョンのマスタリーランクは5までに制限されるものの、デモ版のセーブデータはそのまま製品版へ引き継げる仕様だ。クリスタルをめぐる壮大な物語に興味を惹かれた方は、まずはデモ版を試してみるとよいだろう。

『ファイナルファンタジー レゾナンス』は、PC(Steam/Microsoft Store)/PS5/XBOX Series X|S/Nintendo Switch 2/Nintendo Switch向けに配信中。各ストアにてデモ版も配信中だ。

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Junya Shimizu
Junya Shimizu

ローグライクが大好きです。映画や海外ドラマも好きなので、常に時間に追われています。

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