オープンワールド日本レース『Forza Horizon 6』の「雪の大谷」が脚光浴びる。“本当にある”富山の絶景に世界が注目
『Forza Horizon 6』にて「雪の大谷」が登場することが注目されている。

マイクロソフトは1月23日、『Forza Horizon 6』を5月19日に発売すると発表した。あわせて公開されたトレイラーなどにおける、「雪の壁」に挟まれた道路が国内外で注目されているようだ。
『Forza Horizon 6』はオープンワールドレースゲーム『Forza Horizon』の最新作。プレイヤーからもっとも要望が多かったという日本が舞台となり、シリーズ最大のマップを収録。山岳や峠道、港湾地帯のほか、都市エリア「東京」は、シリーズの過去の都市エリアと比べて5倍の規模を誇っているそうだ。
そんな本作の最新映像のとあるシーンが大きな注目を浴びている。道路の両側に高い雪の壁がそびえるロケーションを紹介する場面だ。
現実離れした景観ながら、これは立山黒部アルペンルートの「雪の大谷」をモチーフにしているのだろう。雪の大谷は、豪雪地帯の室堂ターミナル付近の道路に降り積もった雪の中、GPSで道路位置を割り出し、上から少しずつ削るようにして道を作っているという(とやま観光ナビ)。雪の壁の高さは20mを超えることもあるそうだ。今回本作のトレイラーに登場し、世界的にも珍しい景観としてさっそく海外ユーザーからも注目されている様子。実在する場所という点でも驚きの反応が寄せられている。
また本作を手がけるのは英国のスタジオPlayground Gamesであり、海外スタジオが雪の大谷をチョイスした点で国内のユーザー間でも話題になっている。一定の知名度はあるものの、国際的に有名とまではいかない観光地だろう。そのためか、開発元の“ロケーションハンティング手腕”が称賛を受けているようだ。
そんな本作の開発にあたっては、文化アドバイザーとして山下京子氏が携わっている(Xbox Wire)。開発チームで日本を訪れる際には、入念に下調べした観光客でさえ知らないようなことについて案内してくれる人の存在の重要性に気づいたといい、内部からの視点をもたらしてくれる人物として、山下氏が抜擢されたようだ。同氏の貢献も本作の日本らしさを引き上げているのだろう。

なおこのほかにも日本らしくするこだわりは随所にあるようで、たとえば従来のシリーズ作品と同様に本作でも各地に点在する家をアンロックして拠点やファストトラベル地点にすることが可能。さらに本作では新たに「邸宅(estate)」という仕組みがあり、これは田舎にある空き家をコンセプトにした要素だという。プレイヤーは仲間の家族が所有する邸宅を修繕してほしいと頼まれることになり、広い土地でさまざまなものを建てて自由に拡張していける要素になるそうだ。空き家の管理は地域社会に根差した問題であり、これを再生する役割を担うことで、邸宅のある地域の人々にとっても有用で意義のある要素になるとのこと。ちなみに邸宅のアイテムの購入に必要なクレジットはゲーム内のアクティビティで獲得可能で、レースでの勝利や世界の探検、そして“豆腐の配達”によってもクレジットを稼げるという。
このほか「カー ミーティング」なる要素も用意。パーキングエリアでの集会や交流要素となるそうで、走り屋文化も再現されているわけだろう。カー ミーティングは公式イベントも参加条件もなく、いつでも開かれた場であり、ひとりでも仲間とでも参加できるシームレスな交流スペースになるとのこと。ほかのプレイヤーの車をチェックしたり、カスタムペイントやデザインをダウンロードしたり、さらには気に入った車の自分用バージョンを購入したりといったことも可能となる。


都市部から田舎まで再現され、それぞれの四季や文化も反映されているという『Forza Horizon 6』。“これまでにない形で日本を描く”ともアピールされてきた本作では、海外から見た日本ではなく、内部からの視点を重視して開発されているようだ。トレイラーでそうした一端が垣間見えたことで、さっそく国内外のユーザーが期待を寄せているのだろう。
『Forza Horizon 6』はPC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S版にて5月19日に発売予定。Xbox Game Passにも展開される。PS5向けには年内の発売となる。
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