スクウェア・エニックスは5月16日、『ファイナルファンタジーXIV』（以下、『FF14』）の新情報を発表する生放送「第81回FFXIVプロデューサーレターLIVE」を配信した。本放送は7月2日に正式リリースを控えた大型拡張ディスク「黄金のレガシー」のジョブ関連の発表がメインだったが、冒頭でグラフィックアップデートおよびベンチマークソフト差し替えについての続報も発表された。
「黄金のレガシー」ベンチマークソフトは4月14日にリリースされたものの、プレイヤーから「これまでのグラフィックスと比べて違和感がある」という意見が多く寄せられていた。4月19日にはプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏からお知らせが公開され、フィードバックを受けて修正を実施した新ベンチマークソフトを近日中に配信する旨が発表されていた（関連記事）
ベンチマークソフトのキャラメイク環境はなぜか雨のパラメータが採用されているなど、現状に沿わないライティングになっていたとのこと。差し替えて公開される予定の新ベンチマークソフトでは、すべてのマップにおいてインゲームのシチュエーションに近い環境にしてあるそうだ。スクリーンショットのように、より実際のプレイに近いキャラクターモデルでキャラメイクができるようになる。
また、ミコッテ族のムーンキーパーについて、犬歯が短くなっているというフィードバックについての対応を実施する予定とのこと。元のグラフィックの犬歯の長さに近づけるため、画像の一番右の状態になるように調整を進めているとのことだ。また、ムーンキーパー女性の顔タイプ4の場合、犬歯の長さが他タイプよりも短いのは「実は隠し要素で元からそうだった」ということが発表された。この犬歯はグラフィックアップデートで長くなることはないため、ムーンキーパー女性で犬歯短めを求めている方は顔タイプ4を選ぶとよいだろう。
そのほかにもララフェル女性の口の中のモデリングが調整されるほか、数多くのフィードバックを反映させて新たなベンチマークソフトがリリースされる予定だ。リリース日は5月31日近辺とのことなので、続報をお待ちいただきたい。
グラフィックアップデートに伴って、キャラメイクのやり直しができるアイテム「幻想薬」が配布されるクエストが追加される。7.0でウルダハに低レベルクエストが発生し、そのクエスト報酬として配布されるようだ。また、幻想薬に仕様が追加され、使用後60分以内であれば何度でも再使用が可能となる仕組みが追加される。これにより、ゲーム内で動きを確認し、気に入らないところを細かく直すことも可能となる。
『FF14』大型拡張ディスク「黄金のレガシー」は7月2日発売予定、アーリーアクセスは6月28日より開始される予定だ。
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