デベロッパーのRebel Wolvesは1月16日『Dawnwalker』を正式発表した。詳細は不明ながら、一枚のコンセプトアートが公開されゲーム内容の一端が示唆されている。
Rebel Wolvesは、ポーランドを拠点として2022年に設立されたゲーム開発スタジオだ。同スタジオを率いるのはKonrad Tomaszkiewicz氏。同氏はかつてCD PROJEKT に在籍しており、『ウィッチャー3 ワイルドハント』のゲームディレクターや、『サイバーパンク2077』のプロダクション責任者/セカンドディレクターなどの要職を務めた人物だ。
ほかにも、『サイバーパンク2077』にて主要ライターを務めたJakub Szamałek氏や、『ウィッチャー3 ワイルドハント』でアートディレクターを務めたBartłomiej Gaweł氏などの面々が同スタジオに参加している（関連記事）。また、2022年末にはNetEase Gamesの戦略的投資により資金を獲得している。
Rebel Wolvesは設立時に「AAA級のダークファンタジーRPG」を開発すると告知していた。このたび、同作のタイトルが『Dawnwalker』であると正式に発表されたかたち。キービジュアルも新たに公開されている。公開された情報自体は少ないものの、『Dawnwalker』との名称は、アメコミ「ブレイド」などで浸透した「Daywalker（太陽の光のもとで行動できる吸血鬼）」との用語を想起させる。同作はそうした吸血鬼をテーマとしているのでは、と推測する声もSNS上で散見されるようだ。
なお、同作はUnreal Engine 5を採用し、「ユーザーに忘れがたいストーリーを提供し、深い感動を呼び起こす作品」を目指すとスタジオ設立時に語られていた。また、「サーガ」として長きにわたるシリーズ展開を計画しており、その初作になる予定であるとも伝えられている。
『Dawnwalker』は現在開発中。対応プラットフォームや発売時期は未定だ。
