Pathea Gamesは8月23日、『きみのまち サンドロック』の正式リリースおよびコンソール版発売を延期すると発表した。もともと9月26日より正式リリースされる予定だったが、日本時間11月3日へと変更。国内コンソール版展開を担当するDMM GAMESからも同様の告知が出ている。
※ 発売延期発表前のトレイラー
『きみのまちサンドロック』は、サンドボックスRPGだ。災害によってほとんどの現代技術が破壊されてから330年後の終末世界を舞台に、プレイヤーは荒れ果てた砂漠の街サンドロックで生活しながら、雇われビルダーとして街を再興させることを目指す。
サンドロックの街は広大な砂漠のオープンワールド世界のなかに存在し、街の周辺や遺跡、ダンジョンなどを探索して資源を獲得。それを作業場に持ち帰り、さまざまな施設やアイテムをクラフトして街を発展させていくこととなる。また街には多数の住民が暮らしており、クエストを請け負えるほか、交流するなかで関係を深めることもできる。また本作の世界には敵となるモンスターも存在し、近接・遠距離攻撃を切り替えながら立ち向かう。そして貯めた経験値を消費することで、戦闘能力を強化するなど、キャラクターの新たなスキルをアンロック可能。ほかにも、クラフトや人々との交流要素などに関するスキルも用意されている。
本作は2022年5月に早期アクセス配信が開始され、Steamでは現時点で約1万1000件ものユーザーレビューが投稿され、その内の87%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。さまざまな調整やコンテンツ追加がなされており、9月26日に正式リリースとコンソール版発売を迎える予定だった。しかしPathea Gamesは、熟慮を重ねた結果、品質向上のため延期を決断。10月をまたいで1か月ほど延期されることとなった。同スタジオは、本作の展開を期待するおよび待っているユーザーにお詫びをすると共に、サポートに感謝を述べている。正式リリースまでもう少しだけ、辛抱することになりそうである。
『きみのまち サンドロック』は、PC（Steam）向けには11月3日に正式リリース予定。国内PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch版は同日DMM GAMESより発売予定だ。
