スクエニが『オクトパストラベラー』など手がけた“浅野チーム”へのリメイク・リマスター希望をアンケート中。HD-2Dの名手になにをお願いするか

スクウェア・エニックスは1月26日、「浅野チーム」に関するアンケートを開始した。アンケートの中では、同チームに対してリメイク・リマスターを希望するタイトルが募られている。

スクウェア・エニックスは1月26日、「浅野チーム」に関するアンケートを開始した。スクエニメンバーズ登録者を対象に、2月8日23時59分まで実施予定。アンケートの中では複数の質問項目のほか、同チームに対してリメイク・リマスターを希望するタイトルが募られている。

「浅野チーム」とは、スクウェア・エニックス 第二開発事業本部ディビジョン6の通称だ。これまで『オクトパストラベラー』、『トライアングルストラテジー』などを、それぞれアクワイア、アートディンクと共同開発で手がけてきたチームである。同チームの手がける作品では、『オクトパストラベラー』をはじめさまざまな作品でグラフィック技法「HD-2D」が採用。昔懐かしいピクセルアートのグラフィックに、3DCGの画面効果を融合させた技術だ。

今回実施されている「浅野チーム」に関するアンケートでは、同チームの過去作プレイ経験を尋ねるものなど、複数の質問が用意。『オクトパストラベラーII』の購入意向や、早坂将昭氏がプロデューサーを務める『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』への期待度といった、現在開発中の作品について訊く項目も用意されている。

さらにアンケートでは、今後の浅野チームの展開についてユーザーの希望も募られている。遊んでみたいゲームのジャンルのほか、リメイク・リマスターを希望するタイトル、および今後の同チームの展開への期待を自由回答で問う項目だ。リメイク・リマスターに関してはスクウェア・エニックスのタイトルに限らず、他社作品を含めて募られている。

『ライブアライブ』


浅野チームはこれまでリメイク作品として、『ライブアライブ』を2022年7月にリリース。同作のリメイク制作の経緯として、スクウェア・エニックス社長の松田洋祐氏からの“号令”があったと伝えられていた(関連記事)。「HD-2Dをもっと活かすべき」との松田氏の社長号令を受けて、HD-2Dリメイクの候補が一覧化され、『ライブアライブ』が選ばれたかたちだという。

浅野チームの今回のアンケートからは、今後のリメイク・リマスター制作にも意欲的な同チームの開発姿勢がうかがえる。アンケート結果が次なるHD-2Dリメイク・リマスター作品に影響を与える可能性もありそうだ。こうしたアンケートは海外掲示板ResetEraでも話題となり、『クロノトリガー』『スーパーマリオRPG』など思い思いのタイトルがリメイク希望作として挙げられていた。希望の作品がある人はアンケートに参加してみるといいだろう。浅野チームが次に打ち出すリメイク・リマスター作品についても楽しみにしておこう。

なおアンケート参加者には抽選でプレゼントが贈呈されるとのこと。ラインナップは以下のとおりだ。プレゼントの配送は日本国内に限るそうなので留意されたい:

オクトパストラベラー限定版(北米版) 1名
オクトパストラベラー限定版(欧州版) 1名
オクトパストラベラー限定版(韓国版) 1名
ライブアライブ コレクターズエディション 1名
ブレイブリーデフォルトII アートパネルBluetoothスピーカー  1名
バリアスデイライフ(Switch/アジア流通用パッケージ版)  3名
トライアングルストラテジー 欧州版 販促セット(Tシャツ、マウスパット、ミニポスター、キャラクターカードの詰め合わせ) 9名

「浅野チーム」に関するアンケートはスクエニメンバーズ登録者を対象に、2月8日23時59分まで実施中。『オクトパストラベラーⅡ』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Nintendo Switch向けに2023年2月24日発売予定だ(Steam版は日本時間2月25日)。



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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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