Respawn EntertainmentのFPSゲーム『タイタンフォール 2（Titanfall 2）』のSteamにおける同時接続プレイヤー数が、先日より急激な伸びを見せている。『Apex Legends』の世界観のベースともなった本作は、“お買い得”な機会には是非触れたい作品となっているようだ。
『タイタンフォール 2』は、Respawn Entertainmentが開発し、Electronic Artsが2016年にリリースしたFPSゲームだ。本作でプレイヤーは「パイロット」と呼ばれる存在となり、人型戦闘ロボット「タイタン」を駆使。卓越した戦闘力を発揮して、激しい戦闘を切り抜けていく。
本作は人気バトルロイヤルFPS『Apex Legends』のベースとなったほか、作品単体としての評価も高い。シングルプレイモードでは、パイロットのひとりであるジャック・クーパーと、タイタンであるBT-7274による成長と友情の物語が展開される。また、本作のマルチプレイ対戦モードを好むファンも多い。『タイタンフォール 2』は今もなお、ファンの心を掴んで放さない作品なのだ。『Apex Legends』は別にして、『タイタンフォール』シリーズ続編を望むユーザーの声も継続して見られる状況だ。
そんな『タイタンフォール 2』が現在、Steamにて急激な人口増加を見せている。協定世界時（UTC）8月30日までは3000人前後で推移していた毎日の最大同時接続者数が、8月31日には突如として9000人を突破。その後も右肩上がりとなって、9月4日にはピーク時2万人近くが本作をSteamを通じてプレイしているのだ（SteamDB）。これは、本作が現在“お買い得”になっているためだと思われる。
Electronic Artsは現在、Steamなどに向けて同社一部タイトルのセールを実施中。そのなかで、『タイタンフォール 2 アルティメット エディション』が84％オフの480円で販売されているのだ。大変お得な価格である。そして前述の通り、本作は人気作『Apex Legends』の元となった作品であり、同作の展開にも『タイタンフォール』および『タイタンフォール 2』の設定やキャラクターがしばしば登場する。ただ単に安くなっただけではなく、作品そのものの良質さと、そしてファンなら体験しておきたい内容が手伝っての、急激なSteamプレイヤー人口増となったのだろう。
なお、本作のSteamプレイヤー人口が急激な増加を見せるのは今回が初めてではない。また、480円での販売も前例がある。そうしたセール販売の際には、毎回Steamにて同時接続プレイヤー数のかなりの増加が見られるのだ。また、その極めつけともいえる2021年4月の週末フリープレイ開催時に本作は、ピーク時で2万7631人の同時接続プレイヤー数を記録していた。『タイタンフォール 2』が多くのユーザーから「とにかく機会があれば遊びたい」と思われている作品なのは間違いないだろう。
『タイタンフォール 2 アルティメット エディション』PC版は、Steamにて84％オフの480円で発売中。9月13日にセール終了となる見込みだ。Originでも同様の価格にて配信中となっている。なお、Steam版の本作は、ストアページ表記上「日本語表示への対応なし」とされているものの、実際には日本語対応している。
