プロ格闘ゲーマー・ウメハラ氏が『FF14』をプレイ開始。その拳に弓を携え、せっせとおつかいに勤しむ

プロゲーマーの梅原大吾氏が『ファイナルファンタジーXIV』をプレイし始めたことが話題となっている。『ストリートファイターV』の練習の合間に『FF14』のプレイ。

プロゲーマーの梅原大吾(以下、ウメハラ)氏が『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF14』)をプレイし始めたことが話題となっている。ウメハラ氏は7月6日の17時ごろ、Mildomにて『FF14』の配信を開始。『ストリートファイターV』の練習の合間に『FF14』のプレイを進めている。格闘ゲーム界のレジェンドがエオルゼアに降り立ったことを聞きつけた光の戦士たちはウメハラ氏の配信が『FF14』枠に切り替わるたびにチャンネルに押し寄せ、「ウメハラ」はTwitterのトレンドにもなった。

ウメハラ氏は日本人で初めてプロ格闘ゲーマーとなった人物だ。ストイックに強さを追求するプレイスタイルやその練習量に裏付けられた確かな実力から、格闘ゲームの競技シーンに明るくない人でもその名を知っているほどの有名人である。現在は『ストリートファイターV』を中心に活動しており、スポンサー契約を結んでいるMildom上での配信を多くおこなっている。

「第103回 ウメハラジオ」によると、ウメハラ氏にとって『FF14』はかねてから気になっていたタイトルだったようだ。MMORPGというジャンルから、コミュニケーションが主体の終わりのないゲームで、プレイする時間のない自分には縁のないタイトルだと思っていたとのこと。しかし、SNSなどで「ストーリーがきちんとあり、しかもそれが高評価を受けている」という評判を見て、『FF14』に興味が湧いたのだそうだ。ストーリーを見るだけであれば区切りもあるため、忙しい日々の息抜きにも遊びやすい。是非プレイしたいと感じ、『FF14』のフリートライアルをスタートしたそうだ。

『FF14』をスタートしたウメハラ氏は、まずキャラクタークリエイトに没頭。種族や性別をどうするか悩み、顔立ちで悩み、髪型で悩み、悩みに悩んで好みの顔を作っていった。最終的にミッドランダー女性でゲームを開始することに決め、職業は弓術士を選択。「プロ格闘ゲーマー」という肩書から格闘士を予想していたリスナーも多かったが、ウメハラ氏が最初の得物として選んだのは弓だったようだ。


以降も、『ストリートファイターV』の練習やラジオ配信の合間を縫って『FF14』を続けるウメハラ氏。操作方法やゲームの進め方をリスナーに尋ねながら、自分のペースでクエストを進めていった。『FF14』の序盤は“おつかい”的なクエストが多いと言われるが、ウメハラ氏はむしろそれを気に入った様子。道行くNPCのお願いを聞いているうちに大量のクエストを抱えてしまうシーンもあった。

ウメハラ氏は配信上でキャラクターを作成し、名前や所属ワールドを公開して『FF14』をプレイしている。そのため行く先々にリスナーらしきプレイヤーがやってくることもあったが、ウメハラ氏のクエストの邪魔にならない距離から見守る人々がほとんどであった。ウメハラ氏は「○○するといいよ」と指示するリスナーからのコメントを気にすることもなくのびのびとエオルゼアを満喫しており、予定していたラジオ配信の開始時間ギリギリまで遊んでしまうほど。この世界での冒険を気に入ったようだ。

『FF14』を開始したことで、光の戦士からも注目を集めたプロ格闘ゲーマーのウメハラ氏。『ストリートファイターV』の練習の合間にも『FF14』で気になったことをリスナーに問いかけるなど、遊んでみた感触はかなり良いようだ。伝説のプロ格闘ゲーマーのエオルゼアでの活躍に、今後も注目していきたい。『FF14』を含めたウメハラ氏の配信は、Mildomにて視聴可能である。なお今回の『FF14』の配信はプレイバックから視聴可能である(視聴にはログインが必要)。

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Aki Nogishi
Aki Nogishi

ポストアポカリプスとドット絵に心惹かれます。AUTOMATONではFF14をメインに担当します。

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