『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF14』)ゲーム内において、『FF』シリーズの生みの親である坂口博信氏が気になるハウジングをしているようだ。坂口氏は6月16日、自身のTwitterでフリーカンパニー用ハウス「スクウェア開発室」がまもなく完成することを報告。今後、ハウス内にて60人の『FF』シリーズ関係者のメッセージが公開されていくようだ。
坂口氏は5月30日、フリーカンパニー「SQUARE」を設立したことを報告(関連記事)。フリーカンパニー用の土地抽選に参加した際には、「家を建てられたらスクウェア開発室にする」という野望を語っていた。元ネタは『FF4』に登場した隠しマップ「開発室」だろう。実際の『FF4』開発スタッフと同名のキャラクターたちが登場し、ユーモアあるセリフを聞くことができるスポットである。2015年には『FF14』でもオマージュされ、「かいはつしつ」として開発スタッフたちをモデルにしたキャラクターが登場。期間限定イベントとして好評を博した。
『FF4』の「開発室」で坂口博信氏がモデルとなったキャラクターはチョコボ姿で登場し、「しよか・・・・」という謎のセリフを呟いているのが特徴だ。上記に引用したツイートにも画像が添えられているほか、『FF14』公式プレイヤーズサイト「The Lodestone」から坂口氏のフリーカンパニー情報を確認すると、ハウスのグリーティングメッセージにも「しよか・・・」の文字が。本人の口癖から取られたとされるこのセリフを、坂口氏自身も気に入っているようだ。
注目したいのは、坂口氏が今後スクウェア開発室にて、関係者メッセージを公開していく予定だということだ。ハウスに設置して自由なコメントを書き込める家具「メッセージブックスタンド」を利用し、60人の『FF』シリーズ関係者のメッセージを追加していく試みの模様。メッセージは1日にひとつずつ追記されていくため、およそ2か月でメッセージ集が完成する見込みのようだ。
なお、メッセージブックスタンドには訪問者がメッセージを残すことも可能だが、上記の試みに使用するため坂口氏は「書き込まないでね」とお願いしている。メッセージブックスタンドには気軽にポジティブな反応を送ることができる「いいね」機能も存在する。閲覧の際はコメントをするのではなく、「いいね」機能を活用するようにしたい。
坂口博信氏の『FF14』内ハウス「スクウェア開発室」の公開はまもなくとみられる。坂口氏と同じデータセンターでプレイしていれば誰でも訪れることができるスポットとなるだろう。また、今後『FF14』ではデータセンターの枠を飛び越えてキャラクターを移動させる機能も実装される予定だ。日本のどこからでも「スクウェア開発室」を訪れることが可能となる日も、そう遠くはないようだ。
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