Respawn Entertainmentは4月26日、『Apex Legends』に向けて新シーズン「救世主」を5月11日より開催すると発表した。あわせてストーリートレイラーが公開されている。同シーズンでは、もちろん新たなレジェンドも登場。おなじみのあのレジェンドと関わり深い人物のようだ。
『Apex Legends』では、新たなシーズンの開幕に先がけて、毎回ティザーイベントが実施されている。「ウォリアーズコレクションイベント」で期間限定復活していたコントロールモードでは、新たなレジェンドと思しきシルエットが早くも明かされていた。ファンの間では、かつて登場前に非業の死をとげた幻のレジェンド、フォージが遂に登場するのではないかとの噂もあった(関連記事)。
一方で、全4章にわたって展開する、バンガロールのストーリーイベントも登場していた。同イベントは、射撃練習場でのチャレンジを達成すると、ストーリーエピソードが再生され、装飾アイテムを獲得できるというものであった。エピソード内では、バンガロールが兄であるジャクソンの死を悼む様子が描かれていた。
また、バンガロールことアニータ・ウィリアムズと、兄ジャクソンの関係を描いたストーリー動画として、アウトランズ・ストーリーズ「グリッドアイアン」が1月に公開されている(関連記事)。動画では、兄妹が参戦したグリッドアイアン戦役と、その後のエピソードが描かれている。ウィリアムズ一家は代々、恒星間企業IMCの抱える軍に入隊していた。しかし、ジャクソンはIMCの兵士をたやすく見捨てる姿勢に疑問を抱き、軍から身を退く決意をしたようだ。そして、この動画のあと、バンガロールの公式紹介に記載されているように、暗殺者の襲撃が発生したものと思われる。公式紹介では、ジャクソンは自らの命をなげうってアニータを救った、とされている。
しかし、なんと今回のトレイラーには、このジャクソンが新レジェンドであるニューキャッスルとして、満を持して登場。ニューキャッスルは、チームを守るためにシールドを用いて戦場へ飛び込む、ディフェンダーであるという。シールドを用いるということで、性能面ではジブラルタルやランパートなどの防衛型レジェンドとの違いに期待したいところだ。
また、公式サイトではシーズン13「救世主」のさまざまな新要素がお披露目されている。トレイラーで撃破されていたクリーチャーの死骸が、ダウンビーストと呼ばれる新たなエリアとして出現するようだ。さらに、ランクシステムが刷新され、仲間との連携がランクに影響するようになるという。
ちなみに、ニューキャッスルという名前は2020年にも、公式ティザー画像に登場していた。画像ではニューキャッスルが、フォージことジェームズ・フォージ・マコーミックの後釜となる人物であると、何者かの通信記録に残されていることが確認できる。フォージのApexゲーム参戦を協賛していたのは、おなじみハモンド・ロボティクスだ。ニューキャッスル登場の裏にも、何らかの形で同社が関わっているのかもしれない。なお、架空の公式サイトによると、ハモンド・ロボティクスの親会社は、アニータとジャクソンが所属していたIMCである。
バンガロールと因縁の深い新たなレジェンド、ニューキャッスルが登場する『Apex Legends』。新シーズン「救世主」は、5月11日に開幕予定だ。
なお、現在『Apex Legends』では「アンシャックルドイベント」が開催中。イベント仕様の装飾アイテムが販売されているほか、2週分のウィークリー報酬トラッカーが用意されている(関連記事)。開催期間は5月4日未明までとなっている。