『原神』新キャラ「荒瀧一斗」が国内外で人気爆発。突然の肉体美にやられるプレイヤー続出

 

miHoYoは10月11日、公式Twitterアカウントにて『原神』新キャラクター「荒瀧一斗」を発表した。人気タイトルの新キャラ発表とあって、コミュニティが沸くのは当然だ。しかしながら、新キャラ一斗は過去の新キャラとは少々違った歓迎のされ方をしているようだ。

『原神』は、miHoYoが開発・運営する基本プレイ無料のオープンワールドゲーム。本作は定期的なアップデートで新ロケーションやストーリーおよび新キャラの追加がなされており、現在は日本文化をモチーフにした「稲妻」と呼ばれる島国を舞台に物語を展開している。今回新たに発表された一斗も、稲妻に関連したキャラクターだ。実をいえば、一斗の存在自体はこれまでにも作品内でほのかに示唆されていた。今回のツイートによって、公式にビジュアルとプレイアブル実装が発表されたのだ。発表によれば一斗の属性は岩で、鬼をモチーフにしたデザインとなっている。
 

 
今回の公式アカウントによる一斗紹介ツイートは大きな反響を呼び、日本語版と英語版どちらも3万件を超えるリツイート数を集めている。海外掲示板Redditの/r/Genshin_ImpactTwitter上ではさっそく、国内外のファンによる一斗のファンアートが多数投稿されている。新キャラ公式発表を受けて、ファンコミュニティが盛り上がるのは理解できることだ。しかしながら、一斗については注目のされ方がやや特殊なようだ。

まず、一部ファンが大いに注目しているのが、一斗の大胆な姿だ。彼はかなりたくましい肉体をしており、鬼というモチーフにふさわしい筋肉美の持ち主。衣装もかなり露出度の高いもので、腹部が丸出しになっている。そればかりか、胸部は帯のようなパーツで隠すにとどまっており、解剖学的に考えればこの帯の下に乳首が収まっていると見られる。つまり、一斗は『原神』登場キャラのなかでもトップクラスに露出が激しいキャラクターなのだ。

また、筋肉美を全面に押し出した男性キャラというのも、『原神』では比較的めずらしい。NPCでは言笑などがっしりしたキャラも存在するものの、プレイアブルキャラの男性陣は基本的にすらりとした姿だ。胸元から胸筋を覗かせるガイアや、引き締まった肉体を誇る魈などはキャラクター性を含めて頼りがいを感じさせる一方で、シルエットはスリムだった。そこへきて、一斗が包み隠さぬ筋肉で殴り込んできたのだ。今までの『原神』キャラクターの傾向からすると新鮮味のある「筋肉+露出」という組み合わせに、一部同作ファンは大いに沸き立った。前述の/r/Genshin_Impactでは、一斗発表にまつわる投稿に2万1000件を超えるUpvoteが寄せられている。
 

 
同スレッドでは「ゲーム内モデルでも腹筋はあるかな?」という投稿に多数の返信がついており、「今までの傾向からしてきっと無くなってしまうだろう」という意見や、「頼むから腹筋があってくれ」という声などが投稿されている。また、一斗を「Husbando(夫)」の新たな一角と捉える投稿も目立つ。Husbandoという語は、特定女性キャラへの強い好意をしめすネットスラング「Waifu(嫁)」の男性版といえる言葉だ。つまり、ファンの心を掴む魅力的な男性キャラがまた登場したと目されているのだ。国内外ファンがSNS上などに投稿しているファンアートも、一斗の筋肉質な魅力を描いたものが目立つ傾向があるようだ。

そして、沸くファンたちも一斗の肉体だけが目当てというわけではない。一斗はいわゆる「俺様」的な豪気で勢いのあるキャラクターであることが示唆されており、『原神』の主要男性キャラのなかではやや珍しい。また、岩元素かつアタッカーらしきキャラクターということで、性能面に期待を寄せるプレイヤーも少なからず見られる。一斗の力強さを感じる見た目とキャラクター、そして性能への希求それぞれが合わさり、発表から間もなく大きな人気を集めたのだろう。

一斗は国内でも英語圏と変わらず『原神』ファンから大きな人気を集めている。TwitterなどSNS上では一斗の性能を推測する投稿や、キャラボイス担当声優の発表を楽しみにする声が見られる。また、一斗のキャラクターとしての魅力に触れて「欲しい」と口にするプレイヤーもおり、筋肉について称賛するコメントも散見される。肉体への言及は英語圏よりは控えめな印象ではあるものの、一斗のセクシーさは国内ファンにも大きなインパクトを与えたようだ。

また、『原神』公式Twitterアカウントは、物語に登場したキャラクター「ゴロー」もプレイアブルキャラとして紹介している。こちらもキュートさに悲鳴をあげるファンが続出しており、実装に期待が集まっている。
 

 
なお、本作を運営するmiHoYoはリーク情報への取り締まりを強化しており、一部情報リーク者については活動を停止するなどの成果を出している(関連記事)。こうした活動がリークに対して一定の抑止となり、一斗の発表がファンに対する“サプライズ”としての効果を強めたとも考えられる。一斗とゴローが一体いかなる性能のキャラになり、今後のストーリーでどのような姿を見せるのか、期待を持って情報を待ちたい。

『原神』新アップデートであるVer.2.2「霧の海と謎の秘境」 は、明日10月13日配信予定。新キャラ「トーマ」や新エリアなど、詳細情報についてはアップデート紹介記事を参照されたい。


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