ヒゲツルギアクション『Beard Blade』長年の開発を経て今年春リリースへ。敵を倒してコインを集めて理容室でパワーアップ

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インディースタジオGlovebox Gamesが、『Beard Blade』を2021年春にリリースするようだ。最新映像が公開されているほか、Steamストアページもオープン。発売に近づいていることがうかがえる。


『Beard Blade』は、2Dアクションゲームだ。主人公となるのは農家のヒゲオヤジBranson。自身の農場にて、夜間に泥棒に入られ家畜が盗まれてしまった。盗賊を追いかけるうちに船に乗り込み、危険と宝にあふれた島Pimento Islandに漂着。魔法使いのForbeauに“ヒゲを変形させる力”を授かったBransonは漂着した島を冒険しながら、家畜を盗んだ盗賊団The Smuglinsらと戦っていく。

本作は伝統的な2Dアクションに、現代的なひねりを融合させたアクションとして作られているという。敵を倒しつつジャンプを駆使し、ステージを進行。コインを集めれば、理髪店でさらなるヒゲ・アビリティをアンロックできる。ステージに散らばるお宝や動物を集めることも忘れずに。本作の目玉であるヒゲの使いみちは多彩で、剣のように近接攻撃に使えるほか、飛び道具にもできたり、滞空時間を増やすプロペラのような使い方も。変幻自在にヒゲを操ろう。


また2Dアクションゲームとしては珍しく昼夜の概念が導入されている。昼に通れなかった道が夜には通れたり、その逆も然り。宝物や動物のコンプには、昼と夜両方のステージを探索することが求められるという。カラフルなビジュアルや滑らかなアニメーションが目を引くが、本作は具体的には『ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝』から影響を受けているとのこと。デザインやゲームシステムなど、多岐にわたる点で『ワリオランド』シリーズのエッセンスを感じられそうだ。

『Beard Blade』の開発期間は長め。2016年時点で「数年開発している」と明かされており、同年実施されたKickstarterのクラウドファンディングキャンペーンも未達にて失敗。しかしその後もGlovebox Gamesはめげずに開発を続けており、いよいよ完成に近付いている。『Beard Blade』は、PC(Steam)向けに2021年春発売予定だ。

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