パブリッシャーのDear Villagersは8月31日、現在Steam/Microsoft Storeにて早期アクセス販売中の2Dアクションゲーム『ScourgeBringer（スカージブリンガー）』を、10月21日に正式リリースすると発表した。またこれに合わせて、Nintendo Switch/Xbox One版も発売する。
『ScourgeBringer』は、フランスのインディースタジオFlying Oak Gamesが手がける、ローグライク要素のあるメトロイドヴァニア・アクションゲームだ。舞台となるのは、謎のモノリスによってもたらされた災いによって破滅の危機を迎えている世界。人類はモノリスの真実を求めて、深淵と呼ばれる未知の世界へと調査に向かうが、帰還した者はいない。そして、とある一族の最強の戦士である主人公キラが、最後の希望として深淵へと派遣される。
ステージとなるダンジョンはいくつもの部屋で構成され、プレイするたびにランダム生成される。ダンジョンでは古代の機械生物が襲ってくるため、メイン武器である刀や、お供に連れているロボットBLAST.32のショットにて倒していくのだ。主人公キラは機動性が高く、空中でも可能なダッシュは斬撃を挟むとそのまま再度ダッシュ可能。部屋の中を縦横無尽に駆け回るスピード感あるゲームプレイを楽しめる。ダンジョン内には、冒険に役立つアイテムを購入できるショップや、アップグレードを入手できる祭壇が存在。また、死んだ際にはスキルツリーにて恒久的なアップグレードも可能となる。
本作は今年2月に早期アクセス販売が開始。この間にはコミュニティの意見も取り入れながら、新たなステージや敵・ボスキャラクターの追加、スキルツリーの拡張、ゲームシステムの強化などがおこなわれ、Steamのユーザーレビューでは「非常に好評」となっている。そして今回の正式リリースに合わせては、新たな秘密の部屋や2体のボス、ショップやNPCを追加。既存のステージにも中ボスなどを追加するほか、ダイアログの手直しもおこなう。さらに、クリア後にゲームルールを変えて楽しめるモードも用意するとのことだ。
『ScourgeBringer（スカージブリンガー）』は、PC（Steam/Microsoft Store）にて10月21日に正式リリース予定。Xbox Game Pass for PC加入者向けにも提供される。早期アクセス終了時には価格を変更する可能性があると発表されていたため、興味のある方は今のうちに購入しておくと良いだろう。なお、同日配信予定のNintendo Switch/Xbox One版については、日本でも販売されるかどうかは現時点では不明である。
