『The Last of Us Part II』発売3日間で全世界累計実売400万本突破、SIE発売のPS4タイトルとして最速記録
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)は6月26日、『The Last of Us Part II』の全世界累計実売本数(※)が発売3日間で400万本を突破したと発表した。同作はPlayStation 4用タイトルとして6月19日に発売されたサバイバルアクションゲーム。3日間で400万本という数字は、SIEが発売したPS4用タイトルとして過去最速記録になるという。
※実売数量、Blue-ray Disc版のSIE調査による推計値およびPlayStation Storeなどからのダウンロード数の総計
前作『The Last of Us』から7年ぶりの続編となる『The Last of Us Part II』。発売前から予約販売が好調であることがAmazonでの予約ランキングなどから確認されており、英国では発売初週にPS4タイトル(パッケージ版)のセールスとして最速ペースを記録。Naughty Dogの過去作『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』を上回るスタートを切った(関連記事)。英国に限らず、累計実売として記録的な初動となっているようだ。
『The Last of Us Part II』の物語は、前作の出来事から数年後、生存者たちが平穏な生活を送っていたワイオミング州ジャクソンのコミュニティにて始まる。19歳になったエリーは、ジョエルの兄弟トミーや親友のディーナといった仲間とともに、ティーンエイジャーらしい日々を送っていた。しかし平穏の日々は長続きしない。とある事件をきっかけに、エリーは報復と正義のため危険な外の世界へと再び旅立つ。
評価が真っ二つに割れており、最近では開発陣のよるネタバレトークも解禁された本作。同業者を驚かせるほどに作り込まれたロープの挙動(関連記事)といった技術面での取り組みや、DUALSHOCK 4のタッチパッドを使ったギター演奏(関連記事)など、『The Last of Us Part II』は物語以外の部分でも注目を集めつつある。弊サイトのレビューはこちら。
以下はプレスリリースに掲載された、Naughty Dogのヴァイス・プレジデントであり、『The Last of Us Part II』のディレクターであるNeil Druckmann氏のコメントである:
「世界中で何百万人もの方々が発売後すぐに『The Last of Us Part II』をプレイして、その体験を共有してくださったことに、言葉では言い尽くせないほど感謝しています。今回私たちは、難しいテーマを扱っており、思わぬ形でプレイヤーのみなさんに衝撃をもたらす新たな物語をお届けしようとチャレンジしました。本作の体験がこんなにも多くの方の心を動かし、議論が尽くされていることを見るにつけ、胸が一杯になります。また、フォトモードで撮影された驚くほど魅力的な画面写真や見事なまでのゲームプレイGIF、エリーのギターで奏でられた楽曲の数々など、プレイヤーのみなさんの創造性に刺激を受けています。
『The Last of Us Part II』は、ノーティードッグの何百人もの才能ある熱心な開発メンバーの努力の結晶です。プレイヤーのみなさんが、私たちと同じ熱量でプレイしてくださっていることは、私たちにとってこの上ない名誉です。このような素晴らしい数字の達成を支えていただき、ありがとうございました」