『鉄拳8』新シーズン開幕から不評相次ぎ「緊急パッチ」対応へ。“過剰なリターンにつながる挙動”なども見直し中

バンダイナムコエンターテインメントは3月25日、『鉄拳8』シーズン3のバランス調整についての方針を発表した。シーズン3でのアップデートにさまざまな意見や不具合報告が寄せられていることから、本日には緊急パッチがさっそく配信される。

バンダイナムコエンターテインメントは3月25日、『鉄拳8』シーズン3のバランス調整についての方針を発表。3月26日には緊急パッチVer.3.00.01の配信を実施するほか、4月中旬および春後半にそれぞれ不具合やバランスの調整を順次おこなっていくとしている。

『鉄拳8』は、3D対戦格闘ゲーム『鉄拳』シリーズの最新作だ。PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S 向けに2024年1月に発売された。本作ではバトルコンセプトのキーワードとして「Aggressive(アグレッシブ)」が掲げられ、キャラクター個々の特性が強化されるヒートシステムなどが導入。またアップデートにより調整やキャラの追加などがおこなわれており、今年3月17日からはシーズン3が開幕。追加キャラも引き続き登場する予定で、州光、ボブ、ロジャーJr.の参戦が決定している。

シーズン3開幕に伴って、3月17日にはVer.3.00.00アップデートが配信された。内容としては各キャラクターの技性能の調整を中心として、共通システムにも変更が加えられている。パッチノートでは、『鉄拳8』のゲーム性と「Refined Balance」の方針に基づき、全キャラクターの「長所」「短所」「固有の強み」を改めて見直したと説明。加えて本作でのシーズン2にて大きな有利フレームや過剰なリターンの見直しをおこなった方向性を維持し、ヒートシステムおよび各キャラ固有の強化状態の見直しも図るとしていた。

一方で今回の調整に関しては、SteamレビューやSNSを中心に、一部ユーザーから調整が不十分とする声も寄せられていた。特にリスクが少なく強力過ぎる技への不満が多く見られ、さらなる調整を望む声も集まっていた。

こうした状況を受け、バンダイナムコエンターテインメントはバランス調整方針を改めて発表した。シーズン3ではプレイヤーからのフィードバックをより集約しやすくするための施策として、「TEKKEN Dev Feedback Portal」が登場しており、これはWebおよびDiscordを通じ、各種不具合報告、および意見交換や議論をおこなうことができるものだ。リリース初週から700件を超える投稿があったといい、こちらにも多くの報告が寄せられている格好だ。

公式の声明によれば、開発チームが意図したバトル体験が、プレイヤーの期待に十分に届いていない状況にあると認識しているとのこと。そのため「TEKKEN Dev Feedback Portal」に寄せられた、特に反響が多く、修正の影響範囲が限定的な報告について3月26日午前11時頃にまず緊急パッチとしてVer.3.00.01を配信。その後、他の不具合や意図しない挙動について、Ver.3.00.02以降で調整するとのこと。なおバトルシステムやキャラクター性能については、ポータルへの投稿内容も含めた総合的な判断を踏まえて対応していくとのこと。またパッチスケジュールとしては、Ver.3.00.02は4月中旬、Ver.3.01は2026年春後半配信を予定している。

今回シーズンの切り替わりということもあり大々的なアップデートとしてパッチが配信されたものの、一部からは不満も続出したかたち。とはいえすでに本日に緊急パッチが配信されるなど、迅速な対応方針が打ち出され、さっそく対応も進められているようだ。加えて新たに実装されたポータルに寄せられた数多くの意見などを調整内容に踏まえていることからも、フィードバック反映のスピードが上昇している様子もうかがえる。さらなるゲームプレイの改善が引き続き期待されるところだ。

鉄拳8』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに販売中だ。

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Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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