売上伸び悩む『FBC: Firebreak』、“最終大型アプデ”でなんと定価を「半額化」。フレンドパスも導入の大盤振る舞い
同アップデートが本作における最後の大型アップデートとなることが伝えられ、定価の値下げやフレンドパスの実装など、さまざまな施策が展開されている。

デベロッパーのRemedy Entertainmentは3月18日、『FBC: Firebreak』の大型アップデート「Open House」を配信した。同アップデートが本作における最後の大型アップデートとなることが伝えられ、定価の値下げやフレンドパスの実装など、さまざまな施策が展開されている。
『FBC: Firebreak』は、『Alan Wake』や『Control』などを手がけたRemedy Entertainmentによる超常アクションFPSだ。本作は『Control』と世界観を共有するマルチプレイPvE作品として注目を集めていた。当初は発売から10日で累計プレイヤー数が100万人を突破する人気を博していた一方で、ユーザー評価の獲得に苦戦し、瞬く間にプレイヤー人口が減少。大型アップデートを配信するなど巻き返しを図ってきた。

Remedy Entertainmentは本日3月18日に、大型アップデート「Open House」を配信した。このアップデートでは、「Endless Shift」モード用のステージとして、『Control』の象徴的なロケーション5つを実装。そのほかバランス調整やシステムの変更がおこなわれている。
そして今回の発表では、「Open House」が『FBC: Firebreak』の最後の大型アップデートとなることがあわせて伝えられた。このアップデート以降は新たなコンテンツの追加はおこなわれないとのこと。ただし、今後何年もオンラインでのプレイができるようにする方針を示し、プレイヤーが減少してもサーバーを維持できるような環境がすでに構築済みだという。
これにともない、新たにフレンドパスが実装。ゲーム購入者は最大2人のフレンドを招待し、一緒にプレイすることが可能だ。PCならフレンドパス版、コンソールなら無料体験版をダウンロードすることで参加できる。なお招待を送信する人数には制限がなく、プラットフォームが異なっていても招待可能だという。

そしてゲームの定価の値下げも実施。もともと定価4400円だったところ、2200円へと変更されており、ちょうど半額となっている。さらに3月末まではSteamで20%オフのセールも実施されている。大型アップデートの終了とあわせて、大幅な値下げがおこなわれたかたちだ。
前述したように、本作はリリース後の不評を受けて人気を大きく落としてきたが、Remedy Entertainmentは今年2月に、かつてElectronic Artsの幹部であったJean-Charles Gaudechon氏を新CEOとして迎え、スタジオの規模拡大を目指す姿勢を見せていた(関連記事)。新CEOのもとで本作の巻き返しにも期待が寄せられていたが、今後積極的な投資はおこなわれなくなるのだろう。ゲームサービス自体は維持されることが発表されたものの、Steam版の同時接続プレイヤー数はすでに数人から数十人の水準となっている。スタジオの今後の行方を注視していきたい。
『FBC: Firebreak』はPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|S向けに販売中。定価の値下げに加えて、Steamでは20%オフのセールにより、現在税込1760円で購入可能だ。
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