海賊オープンワールド『Sea of Thieves』、突如「一部通貨のリセット」発表され賛否噴出。使い道が増える大規模刷新の裏で、貯金がパーになる悲鳴
ゲーム内通貨「ダブロン」の調整を受け、コミュニティでは賛否が分かれている。

マイクロソフト傘下のRareは1月22日、公式YouTubeチャンネルにて『Sea of Thieves』の開発方針を公開した。そこで発表されたゲーム内通貨「ダブロン」の調整を受け、コミュニティでは賛否が分かれている。
『Sea of Thieves』は、Rareが開発した海賊アクションゲームだ。手つかずの自然が残る島々や海底王国などが存在する広大なオープンワールド世界を舞台に、宝探しや狩りなどの冒険を楽しめる。本作は最大4人の協力プレイに対応し、ほかの海賊プレイヤーと遭遇することもある。PvPとして宝を奪い合う要素も魅力のひとつとなっている。

本作は2018年の発売以来、アップデートが重ねられてきた作品だ。今回公式YouTubeチャンネルにて公開された「Sea of Thieves Developer Update: January 21st 2026」では、ゲーム内通貨のひとつである「ダブロン」を、今後のアップデートで一度リセットする方針が示された。
ダブロンは2018年6月より存在するサブ通貨で、ゴールドとは入手経路や用途が異なる。開発チームによれば次回シーズンでは「ダブロンを消費する場面」を増やす措置も実施予定だという。ダブロンを使用可能な「ブラックマーケット」を設け、これまで入手が難しかったコスメアイテムをダブロンで購入できるようにするという。また、ワイプ前には一部のコスメアイテムをゴールドでも購入可能にし、交換や消費の選択肢を広げるとしている。

この発表を受けて、海外掲示板Redditの「Sea of Thieves」コミュニティやX、そして動画のコメント欄などでは賛否が渦巻いている。とりわけライブサービス作品としての本作は、継続プレイの積み重ねがゲーム内資産として残る点をモチベーションとしているユーザーも一定数存在。長年ダブロンを貯蓄してきたプレイヤーからは、プレイ時間の否定につながると受け止められているようだ。
また、ワイプ前に限定アイテムや消費先を容易する設計についても意見が割れている。ワイプまでの期限が示されることで、“使わないと損”といういわゆるFOMO(取り残される恐怖)の心理が働きやすくなるといった反発も。さらに、今後同様の措置がゴールドなどのほかの通貨でも起こりうるのではないかとの不安も聞かれるる。
一方で、一部ユーザーは好意的に受け止めている様子だ。ダブロンはサブ通貨としての希少性がある一方、使い道が薄いという問題点がたびたび指摘されてきた。今後のアップデートで「ブラックマーケット」などダブロンを消費する先が用意されることで、サブ通貨としての役割が広がるとの期待も寄せられている。またサブ通貨のワイプにより、既存ユーザーと新規ユーザーの足並みが揃いやすくなるという見方もあるようだ。
次回アップデートではほかにも、PvP要素である「アワーグラスの誓い」や、プレイヤー遭遇率の向上を目的とした調整が実施される見込み。現時点では賛否もあるが、進化を続ける本作の今後のアップデート方針にも注目したい。
『Sea of Thieves』は、PC(Steam/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中。
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