FFVIIリメイクシリーズの浜口D、もしも『FF6』がリメイクされるなら「応援する方に回りたい」。またもや膨大な時間がかかるリメイクになるので

FINAL FANTASY VII リメイクシリーズのディレクターである浜口直樹氏によると、同氏には『ファイナルファンタジーVI』のリメイクを手がけてほしいといった要望がよくあるという。

FINAL FANTASY VII リメイクシリーズ(以下、FFVIIリメイクシリーズ)のディレクターである浜口直樹氏は、海外インタビューにて“『ファイナルファンタジーVI』のリメイクを手がけてほしい”といった要望がよくあると言及。ただ同氏としては、もし『FFVI』がリメイクされるとしても新しいクリエイターを応援する側に回りたいという思いがあるようだ。

FFVIIリメイクシリーズは全3部作として開発中。グラフィックが最新技術を用いたフル3Dになり、ターン制コマンドバトルだった戦闘はアクションベースに変化した点が特徴となる。リメイクシリーズについては2015年に発表され、まずはミッドガル脱出までを描く1作目『FFVIIリメイク』が2020年に発売。2024年2月に2作目となる『FFVII リバース』がリリースされ、現在はシリーズの最後を飾る3作目が開発中だ。

今回はディレクターを務める浜口氏がGamerBravesのインタビュー動画に出演。この中ではもしも『ファイナルファンタジーVI』(以下、FFVI)がリメイクされるとしたら、といった話も語られている。というのも同氏は『FFVI』のリメイクを手がけてほしいと要望されることがよくあるという。同氏は過去に、ゲーム業界を目指すきっかけになった作品として『FFVI』を挙げていたことがあり、そうした経緯を踏まえて期待されているのかもしれない。

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今回のインタビューでも浜口氏は『FFVI』および『FFVII』などはゲームクリエイターを目指すきっかけになったタイトルだと言及。そして同氏は現状でFFVIIリメイクシリーズにて10年以上ディレクターを務めており、ようやく終わりが見えてきていたと述べている。もしも『FFVI』がリメイクされ、同氏が携わるとすれば、さらにまた膨大な時間でリメイク作品を手がけることになるだろう。そのため同氏は「私がやるよりは、もし誰か新しいクリエイターがいたらその人を応援する方に回りたいという気持ちが今は強いです」と伝えている。

なお浜口氏は、今回の『FFVII』のようなファンベースの大きな作品が、10年以上といった規模でリメイクされることは、スクウェア・エニックスに限らず他社においても今後なかなかタイミングが合わないと難しいのではないかとの考えを示している。会社としても簡単には下せない決断となるようで、『FFVI』についても、そもそもリメイクがプロジェクトとして発足するかどうかは未知数といえそうだ。

ちなみに『FFVI』のリメイクが難しいことについては、過去にFFVIIリメイクシリーズのプロデューサーを務める北瀬佳範氏が海外インタビューで言及していたことがある(関連記事)。同氏も『FFVII』に関して大ボリュームかつ現代に蘇らせるにあたって困難を伴う作品であり、リメイクシリーズが「覚悟を決めて」発足されたと述べていた。そのうえで『FFVI』については、『FFVII』よりもボリュームが大きくキャラクター数も多いため、同じようなクオリティでリメイクするとすればFFVIIリメイクシリーズの倍以上かかるとの見立てを伝えていた。もしもリメイクされるとしても、同氏いわく「想像もできない」ほどの大規模なプロジェクトとなるようだ。

1994年の発売以来、世界的に根強い人気を誇り多数のクリエイターに影響も与えてきた『FFVI』。リメイクを望む声はスクウェア・エニックス社内にもあるそうだが、途方もない長期プロジェクトになりうる点は、リメイクにあたって大きな壁となっているようだ。そして一連の発言からは、FFVIIリメイクシリーズがさまざまなタイミングが重なり異例の規模で実現されたプロジェクトであったこともうかがえる。いよいよ最終作を残すところとなったFFVIIリメイクシリーズの完結に、まずは期待が高まるところだろう。

ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』『ファイナルファンタジーVII リバース』は、PS5/PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに発売中。また3部作すべてがNintendo Switch 2/Xbox Series X|S/PC(Microsoft Store)向けにも展開予定で、まずは2026年1月22日に『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』が発売予定だ。

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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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