殺伐オープンワールドFPS『S.T.A.L.K.E.R. 2』無料大型アプデで「新ストーリー」初実装へ。新たなクエストや探索ロケーションなど大拡張

GSC Game Worldは12月16日、『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』のストーリー拡張無料アップデートを現地時間12月16日に実施すると発表した。通例どおりであれば日本時間では12月17日の配信となる見込み。

『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』は、サバイバル・ホラーFPS『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズの最新作だ。主な舞台となるのは、チョルノービリおよびその周辺の立入禁止区域「ゾーン（The Zone）」。プレイヤーはストーカー（S.T.A.L.K.E.R.）と呼ばれる、一攫千金を狙う者たちのひとりとなって、貴重なアーティファクトなどを求め危険地帯に飛び込んでいく。ゾーンには「アノマリー」と呼ばれる異常現象も局所的に発生しているほか、凶暴なミュータントも蔓延っている。武装した人間の派閥争いも切り抜けつつ、広大なオープンワールドを探索するのだ。

今回、本作に向けて無料大型アップデートが実施されることが明かされた。本アップデートには完全新規のストーリーラインが含まれており、完了までに数時間を要するボリュームの8つの新クエスト、および新たな6人のキャラクターが登場。探索可能な7つのロケーションのほか、新しいユニーク武器も実装されるそうだ。さらにプレイヤーの選択次第でバーントフォレスト地域に新たな集落が形成され、医師や商人、技術者のほか、スタッシュと仮眠場所も備わるとのこと。

2024年11月の発売以降、既存要素のブラッシュアップを中心にアップデートが実施されてきた本作。今回は新規ストーリーラインを実装する、発売以来最大規模のコンテンツアップデートとなりそうだ。なお本作に向けてはマルチプレイモードの実装のほか、シーズンパス向けの拡張コンテンツやDLCの配信も計画されており、今後の新展開にも注目していきたい。

『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』は、PC（Steam/Epic Gamesストア/GOG.com/Microsoft Store）/PS5/Xbox Series X|S向けに販売中だ。新たなアップデートは全プラットフォームに向けて配信される。