SIE新作PvPvEシューター『Marathon(マラソン)』来年3月発売へ。紆余曲折と入念なブラッシュアップを経て、ついに出る
SIEは12月16日、『Marathon(マラソン)』を2026年3月にリリースすると発表した。日本国内向けの価格などの追加情報は今後発表予定のようだ。

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)は12月16日、『Marathon(マラソン)』を2026年3月にリリースすると発表。本作はブラッシュアップのため発売が無期限に延期中であった。
『Marathon』は、SIE傘下のBungieが開発中のPvPvE脱出型FPSだ。PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売予定。舞台となるのは、力と富を巡って派閥が対立する惑星タウ・セティIV。プレイヤーはサイバネティック傭兵「ランナー」として最大3人の部隊を組んでこの星に降り立ち、武器や装備、貴重品を探しつつ脱出を試みる。マップには最大18人のプレイヤーが集められ、敵部隊や敵AIロボットと戦闘。チームメンバーの蘇生・リスポーンも可能なシステムが特徴になるという。

本作はもともとBungieが1994年にリリースした同名作品のリブート作であり、この度PvPvE脱出シューターとして新たに生まれ変わる格好だ。2023年5月に本作が発表され、2025年4月には発売日が9月24日と公開。あわせてクローズドアルファテストも実施されたが、ユーザーからのネガティブなフィードバックを受け、発売の延期が決定していた。今回の発表では、そんな本作の発売時期が明かされた。
なお価格は39.99ドル/39.99ユーロ/34.99ポンドを予定しており、その他地域の価格はリリース時期が近づき次第発表するとのこと。おそらく6000円程度の価格になるものと思われる。
加えて本発表にあわせ、本作開発ドキュメンタリーViDocも公開。たびたびおこなわれてきた非公開プレイテストを経て、どのように改善が進められてきたのかがアピールされている。
たとえばアルファテスト以降に追加された機能としては、近接チャットやソロプレイのマッチメイキング機能が実装されている。また「ROOK」と呼ばれるシステムを用いることで、最小限のロードアウトながら、進行中のランに参加するかたちで物資の回収をおこなえるという。どうしても資源の回収をしたいときなどに活用できるようだ。
また本作のリリース時の展開も明かされた。リリースとともに展開されるシーズン1では、UESCマラソン号の船内にある「低温アーカイブ」が開放され、探索できるようになるという。さらに本作には報酬パスが存在するが、FOMO(取り残されることへの恐れ)を感じさせないように報酬パスには有効期限を設けず、過去のパスも購入・アンロックが可能になるようだ。

延期などの紆余曲折がありつつも、今回ついに発売時期が明かされた『Marathon』。Bungieによれば2026年1月にさらに詳しい情報が公開されるとのことで、続報には注目が寄せられる。
『Marathon(マラソン)』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに2026年3月発売予定だ。
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